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AzureとAWS サービスについて

Last updated at Posted at 2025-06-05

AWSとAzureのメリットとデメリット

Azureのメリット
OfficeをはじめとしたMicrosoft製品との連携がとりやすいことが、Azureの大きなメリットと言えるでしょう。また、Microsoftが持つ広範囲のグローバルネットワークによるサービスの提供を受けられる。

Azureのデメリット
仮想マシンの起動がAWSに比べ遅い点。AWSでの起動時間が1分程度なのに対して、AWSでは2分半以上かかる。
日々利用するものの起動が遅いのは作業者にとってはデメリットと言える。
オンラインコミュニティの充実度が低い点や、活用に専門知識を要する点などもAWSと比べて弱い部分がある。

AWSのメリット
Azureやほかのクラウドプラットフォームに比べ導入コストが安く、迅速に導入できること。
また、190カ国を超える国での利用が可能なことで以下のメリットがある。
海外に拠点がある企業、グローバル展開を視野に入れている企業に対応可能

AWSのデメリット
メンテナンスによりシステムが停止する際の対応を事前に決めておかなければならない。
⇨メンテナンスは、AWS側から事前告知はあるものの不定期に実施される点は注意が必要

クラウドコンピューティングサービスでは基本的に用意されているプラン以外の増減ができないこと。
カスタマイズの自由度の低さも人によってはデメリットとなるかもしれない。

AWS(Direct Connect) と Azure(ExpressRoute) のネットワーク接続サービスの比較

 □Azure ExpressRoute とは
企業と Microsoft のデータ センターを、次のようなプライベート接続となる。

クラウド エクスチェンジ コロケーション 
Any-to-Any IP VPN (通常は MPLS)、または 
ポイントツーポイント イーサネット ネットワーク。

接続の安全性は、サードパーティ接続プロバイダーの仮想クロスコネクト ソフトウェアを使って、
オンプレミスのネットワークまたはコロケーション施設で確保される。

 □Direct Connect (AWS)
AWSが提供する、オンプレミス環境とAWSのVPC(Virtual Private Cloud)を専用線で接続する。
インターネット経由の接続ではないため、より安全で安定した通信が期待できる。
Direct Connectを利用することで、AWSのサービスへのアクセス速度を向上させ、
データ転送コストを削減することができます。

※Direct Connect (AWS)とExpressRouteの共通点

1.インターネット経由の接続ではないことは共通している
2.接続に対しては、共に専用線を必要とすること
3.データ転送コストを削減して利用することを目的としてること

※Direct Connect (AWS)とExpressRoute (Azure)の接続方法の違いは以下の通り
オンプレミス環境とAWSのVPCを閉域網で接続(Direct Connect)
オンプレミス環境とAzureクラウドを閉域網で接続(ExpressRoute)


(AWS)Direct Connectは、ネットワークをAWSに直接リンクできる

※実務的な接続をする場合。
オンプレのデータセンター⇨FIC等の課金サービスから準備する点も考慮すること。
そのため簡単に聞こえがちであるが敷居は高い点に注意すること

(Azure)ExpressRouteの場合専用のプライベートネットワーク接続を使用し、
ローカルネットワークをAzureのリソースに直接接続することとなる
※Express Routeはオンプレミスのデータセンターからクラウドの直接接続を提供する

以下にサービス表をまとめたものを記載。
※awsとAzureと記載された部分は省いている

 領域・役割   AWSサービス名  Azureサービス名
クラウド仮想ネットワーク Virtual Private Cloud (VPC) 仮想ネットワーク
NATゲートウェイ NATゲートウェイ NATゲートウェイ
クロスプレミス接続 サイト間VPN VPN Gateway
NATゲートウェイ NATゲートウェイ NATゲートウェイ
DNS管理 ルート53 Azure DNS
DNSベースのルーティング ルート53 Traffic Manager
専用ネットワーク 直接接続 ExpressRoute
負荷分散 (ネットワーク)NLB Load Balancer
APレベルの負荷分散 ALB Application Gateway
ルートテーブル カスタムルートテーブル ユーザー定義ルート
プライベートリンク PrivateLink Private Link
プライベートPaaS接続 VPCエンドポイント Pエンドポイント
仮想ネットワークピアリング VPCピアリング 仮想ネットワークピアリング
CDN CloudFront フロントドア
ネットワーク監視 VPCフローログ Azure Network Watcher
仮想ネットワークピアリング ランジットゲートウェイ Virtual WAN
クラウド仮想ネットワーク グローバルアクセラレータ Traffic Manager
クロスプレミス接続 Direct ConnectGW Route Global Reach
APレベルのネットワーク提供 DAWS App Mesh Service Fabric
サービス検出 クラウド マップ Azure プライベート DNS

※awsとAzureと記載された部分は省いている
App=アプリ 

※クロスプレミス接続について
正式名称は以下
Route Global Reach ⇨  Azure Express Route Global Reach

以上、随時更新します

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