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Unity AssetsAdvent Calendar 2016

Day 12

HoloLensの視界外にあるホロの位置を把握する Pro Radar Builder #アセットアドカレ

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この記事は Unity Assets Advent Calendar 2016 12日目の記事になります。

HoloLensの視野角の狭さから、出したホロを見失うことがあるので、その問題をカバーするアセットをご紹介します。

Pro Radar Builder 3.5.1a (Dec 13, 2016)

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使い方

レーダーの配置

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Tools > DaiMangou > Pro Radar Builder を選択してPro Radarウインドウを開く

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3Dを選択してCreateボタンを押してオブジェクトを配置する。

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3D RadarとRender Cameraオブジェクトがシーンに配置される。 Render Cameraはいらないので削除しておく。

レーダーで追跡したいオブジェクトを指定する

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Radarで追跡したいオブジェクトをシーンに配置。Tagを新たに作成して設定しておく。

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Radarで追跡するオブジェクトのTagを指定する。
Number Of Other Blip Typesで追跡するTagの種類数を指定する。今回はTrackタグのみを対象にするので1を入力してBlipの表示などの設定の定義を行う。
Blips(ブリップ 《レーダーのスクリーンに現われる映像》)タブの下の選択肢からTagを指定。
位置を示すBlipの表示でSpriteを選択し、実際に表示するSpriteとMaterialを指定する。
右上の電源アイコンをクリックしてActiveにする。
またカッコいいので上下の高さを示すラインを表示するTacking Lineについてもマテリアルを指定して右上の電源アイコンをクリックして有効にしておく。

レーダーの表示サイズと位置を調整する

Holographic Remoting Playerを使い、ちょうどよさそうな位置を探していきます。
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Pro RadarウインドウでDesignタブを開いて、Scale > Use Local ScaleをONにして、インスペクターから直接指定できるようにします。

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DesignタブのTracking BoundsとScene Scaleを弄ってよさそうな値を探します。
今回はとりあえず上記の図のような感じに

レーダー盤のデザインを変更する

レーダー盤のカスタマイズは、ゲームオブジェクトに指定されているSpriteを直接変更します。
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シーンビューのレーダー盤を直接クリックして、Default3DRadarSpriteオブジェクトを選択。
Sprite RendererのSpriteやColorで好きなデザインにカスタマイズしよう。

レーダーを常に視界に移動させる

このままではレーダー盤がWorld座標、最初に配置した場所に固定されて、ホロを見失わないよう追跡する以前に、レーダー盤を見失いかねません。
レーダー盤については常に視界の内に移動するようにしましょう。

単純にMain Cameraの子に3D Radarオブジェクトを配置しても良いですが、常にピッタリ張り付くように移動するよりはちょっと遅れてスムーズに追従したほうがカッコいいので今回はHoloToolkit-Unityに含まれるTagalongを使います。

使い方は3D RadarにTagalong.csをアタッチするだけ。

完成

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おまけ

ホロを見失う問題の解決については、今回のアセットのほかに、以前紹介したオフスクリーンインジケーターのアセットを使うアプローチもオススメ。
これとどちらを採用するか?または組み合わせて使うか?つくるアプリのデザインに合わせて実装しましょう。

HoloLensの視界外にあるホロの方向を表示する方法 Off Screen Indicator develog.holo
http://2vr.jp/2016/12/02/off-screen-indicator-1-1/

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