正規表現
正規表現はテキスト内のパターンを表現するための便利なツールです。今回は、「/\d+mm$/」という特定のパターンに焦点を当てて、その意味と使い方について考えます。
パターンの意味
このパターンは次のような意味を持ちます:
- \d: 1つ以上の数字を表します
- +: 直前の要素が1回以上繰り返されることを示します
- mm: 文字列「mm」を表します
- $: 文字列の終わりを意味します
したがって、「/\d+mm$/」は、数字の後に「mm」が続き、文字列の最後で終わるパターンを表します。
使い方の例
- 寸法情報の抽出: 「100mm」や「50mm」などの寸法情報を抽出する際に利用できます。
テキストから寸法情報を取得する際に、この正規表現を使うとスムーズに抽出できます。 - ファイル名の検索: 特定の拡張子やフォーマットを持つファイルを検索する際にも有用です。
例えば、「report_2023_10mm.pdf」のようなファイルを見つけるのに役立ちます。
日付と単位の組み合わせ: 日付と単位が連結された文字列を解析する際にも活用できます。
「2023/05/15 10mm」のような文字列から、日付と寸法を分離するのに使えます。
注意点
- マッチングの範囲: このパターンは「100mm」や「50mm」などの形式にマッチしますが、「mm」単体にはマッチしません。
- 大文字と小文字: 大文字と小文字を区別します。大文字と小文字を無視したい場合は、正規表現のフラグを適切に設定します。