初書:2021/03/29
VSCode:バージョン: 1.54.3
Todo+:4.18.3
前書き
vscodeの拡張機能で何かいいの無いかなあと探っていたらTodo+というタスク管理があったので、使ってみることにする。
インストール
Todo+ - Visual Studio Marketplace
vscodeの拡張機能からインストールするだけ。
ちなみに、「Todo+」で検索すると2つ出てくるのだが、片方はプレビュー版?らしい。ので注意書きがない方をインストールする。
それだけ。
早速使ってみる
コマンドパレット(command+shift+p
)から、Todo: Open
を選択すると、拡張子なしのTODO
ファイルが作成される。
中身はこんな感じ
Todo:(1)
☐ Item
タスクを追加する
インデントを合わせて、タスク名を記述。
Todo:(1)
☐ Item
何かやるタスク
記述したら、その行でoption+enter
もしくはcommand+enter
を押すと、自動的に先頭に四角が付き、タグの右の個数が2に増える。
(操作は順番を入れ替えることが可能)
ちなみにタスクに色々と設定ができる
今日やることを宣言する
後ろに@today
をつける。すると、タグ自体がハイライトされる。
メリットは今のところ不明。。
予想時間を記述する。
@1h
や@2.5h
など、タスクの完了に必要な時間を記述する。
これを記述することで、タグの横に合計の必要時間が表示されたり、タスクを開始したときに経過時間ではなくカウントダウンになる。
まあ残り時間が0になっても通知は来ないので、参考程度になるくらい。
優先順位をつける
@high
や@low
、@critical
をつけることが出来る。これも@todayと同じくハイライトされるだけであり、見た目以外に変化するものはなさそう。
なお、今日やることや優先順位でハイライト出来るものは、settings.json
でtodo.tags.names
をいじることで変更できる。
タグを追加する
タスクと同じくインデントを合わせてタグ名を記述し、最後に:
を記述する
Todo:(2)
☐ Item
☐ 何かやるタスク
新たなタグ:
色が変わればダグ付は完了。このように、タグをつけてカテゴリ分けすることが可能。
タスクを開始する
ただ単に追加するだけならメモ帳でいいので、作業を開始するときは開始することを宣言することができる。
やり方は簡単で、該当行にカーソルを合わせてoption+s
を押す。
そうすると、@started(21-03-29 21:39)
という表記が後ろにつく。これで完了。
ステータスバーに、開始からの経過時間がカウントされていることが確認できる。
タスクを終了する
始めたタスクはいつかは終了する。(よね??)
開始と同様、カーソルを合わせ、option+d
を押す。
そうすると、終了時間と、終了にかかった時間が記録される。これで作業は終了。
タスクをキャンセルする
そんな時もある。そのときはoption+c
を押す。
ちなみに終了したタスクで間違えてキャンセルを打つと、完了時間と経過時間が削除されるので、カーソルの位置に注意。
タスクをアーカイブに移動する
作業が終わった/キャンセルされた作業を、アーカイブに移動することができる。
command+shift+a
を押すだけ。
なお、このコマンドは個別に移動することはできず、終了したタスクやキャンセルされたタグが全てアーカイブに移動する。
Archive
と書かれたタグに移動するが、この名前を変更するときは、settings.json
のtodo.archive.name
で変更できる。
プログラムに埋め込む
ここまではTODOファイルでの操作だったが、実は普通のプログラムの中にもTODOリストを埋め込むことができる。
やり方は簡単、例えばJavascriptの場合は、
// TODO: todo test
alert("this is test.");
といった感じで、コメント記号 + (0以上の空白) + TODO: でtodoリストを記述することが出来る。
とりあえず総当たりで試した感じ、
// TODO: todo test
/* TODO: todo test */
/** TODO: todo test */
# TODO: todo test
<!-- TODO: todo test -->
などは対応している模様。詳しくはtodo.embedded.regex
の正規表現を解析してください(読むの諦め)。
また、TODO
以外にも、FIXME
、FIX
、BUG
、UGLY
、HACK
、NOTE
、IDEA
、REVIEW
、DEBUG
、OPTIMIZE
に対応している。
ちなみに埋め込んだプログラムは、アクティビティバーに追加されたチェックマークのところのEMBEDDED
で確認、ジャンプすることが可能。
ただし、TODOファイルと違い、スタートとかはできない。
プログラムに埋め込まれたTODOファイルを作成する
コマンドパレット(command+shift+p
)から、Todo: Open Embedded
を選択すると作成される。
終わりに
とりあえず機能関係を書いてみた。結構使い勝手がいいという風に聞いているので、もしかしたら気づいていない機能もあるかもしれない。