20
23

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Windows7ではじめるpython

Last updated at Posted at 2014-12-26

本体のインスコ

まずは何がなくとも、本体を取ってくる。
現在(2014年12月)、pythonは2.x系と3.x系が共存している。
今回はドキュメンテーションが多い2.x系、特に主流のversion 2.7を使うようにする。

  • OS: Windows7HomePremiumSP1 32bit
  • CPU: IntelPentium4 3GHz
  • MEM: 1.5GB

とまあ、一昔まえのPCだったので、32bit用のインストーラーをpython本家からダウンロードする。

Python_Releases_for_Windows___Python_org.png

ダウンロードされたインストーラーを起動して、なすがままにOKを押していくと、python本体のインストールが完了する。

pathの設定

pythonのインストールは完了したのだが、システムがそのpythonを探せるようにしてあげないといけない。システムが実行コマンドを検索する場所(Pathという環境変数)に、今回インストールしたpythonの場所(C:\python27)を追加してあげる。

まずは、環境変数が編集できる画面を開く。

コンパネー>システムー>システム詳細設定ー>環境変数

出てきた画面の中のシステム環境変数というところを見ると、変数Pathがあると思う。
それを選択して、編集ボタンを押す。

win-path-set.png

出てきた画面の変数値に次のように書き加える(バックスラッシュは円マークで)

C:\Python27;C:\Python27\Scripts;(以下既存)

書き込めたら、OKを押して、いくつか開いているウインドウを閉じる。

本体インスコの確認

メニューー>アクセサリー>コマンドプロンプト

から、端末を開き、

python --version

と打つ。"Python 2.7.9"などと、バージョンの情報が返ってきたら成功だ。

win-py-ver-check.png

pipのインスコ

pythonで開発を行うには、色々なパーケージ(ライブラリ(他人が作ってくれたユーティリティーとかの集合))をインスコし、それを使うことになります。

あるパッケージがあるパッケージを前提に作られてたりすると、その元のパッケージもインストールしなければ・・・って、あれ?こっちはこのバージョンで・・・ってやっていくと一つインスコするだけでも、何日もかかってしまうことでしょう。

それを一挙に解決してくれるのが、パッケージ管理ツールです。そのなかでも、今回はpythonから推奨されている pip(PythonPackageInstaller)を入れます。
手順は簡単。

easy_install pip

だけでインスコされます(上記のPathのセッティングでScriptsにもパスを張りましたが、そこにeasy_installが入っています)。

必要な物をインスコ

pipを使ってインスコするには、次のようにするとインスコ出来ます。試しに、ipythonをインスコしてみましょう。

  • 目的のパッケージが存在するか確認。
    (世の中には存在するが、pipがサポートしていない場合は、これで表示されない。その場合は、自力で解説を探しインスコしなければならない。)
pip search ipython

目的のパッケージが表示されれば、次に行こう。

  • 目的のパッケージをインスコ
pip install ipython

これだけ。

BeautifulSoup

テストする前に、BeautifulSoupをインスコしておいてください。
これは、HTMLのコードをプログラムから扱いやすいように、構造化してくれるライブラリです。

pip install BeautifulSoup

コードを書いてみよう

テキストエディタでもなんでもいいのですが、せっかくなので、初心者向けのoython editorを紹介します。

PyScripterのページに行って、Featuredの中にあるPyScripter-v*.*.*-Setup.exeというファイルをダウンロードして、実行します。(64bit機をお使いの方は、x64と書いてある方のファイルを選んでください。)

pyscripter_-An_open-source_Python_Integrated_Development_Environment__IDE_-_Google_Project_Hosting.png

インストーラーの指示に忠実に従い、マグロのようにOKしていきましょう。
デスクトップにアイコンを生成しておくと起動が便利ですよ。

pyscripterを起動して、以下のコードを書きましょう。

import urllib2 # get request from url via the internet.
from BeautifulSoup import BeautifulSoup # html parser

def getTitle(url):
	# get the server response
    res = urllib2.urlopen(url)
    # load html code
    html = res.read()
	# analyse html code
    bs = BeautifulSoup(html)
	# extract the text of title
    return bs.title.text

def main():
    url = "http://docs.python.jp/2.7/tutorial/index.html"
    title = getTitle(url)
    print title

if __name__ == '__main__':
    main()

Ctrl-sで適当な場所に保存し(私は、C:/Users/myname/devel/以下に保存)、Ctrl-F9で実行します。

ソースの中のurlのタイトルが表示されるなんでもないコードですが、HTMLパースの基本です。

・・・つづく。

20
23
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
20
23

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?