プロダクトマネジメントのすべて
記事内で書籍等のネタバレはありません
春の Qiita Conference 2024 の基調講演の中でも話題に挙がった、
「プロダクトマネジメントの全て(翔泳社, 及川 卓也, 曽根原 春樹, 小城 久美子 著)」
は全415ページとプロダクトマネジメントに必要な要素がどっさりと紹介されています。
個人的には、この書籍の以下の点はとても大事だと感じています。
- Core, Why, What, How
- プロダクト志向の組織
- ビジネス形態ごとのふるまい方
ビジネス形態ごとのふるまい方
つまり、 BtoB や BtoC での戦略の違いが主なのですが、書籍の著者の一人である曽根原 春樹さんの BtoBプロダクト に特化した Udemy 講座は BtoBプロダクトの企画を持っている私にとってめちゃくちゃ役立っています!
プロダクトマネジメント入門講座: シリコンバレーの現役PMが伝授するBtoBプロダクトマネジメント
個人的に最も重要だと感じたのは、BtoBプロダクトの特徴的として、プレイヤーが多くそれぞれに思惑があることを抑えている必要があるということです。
例えば、次のようなプレイヤーに沿って計画・調査します。
- エンドユーザー
- 購買意思決定者
- インフルエンサー
他にも、
- MVP (Minimum Viable Product) の磨き込み
- 見込み顧客の反応が良さそうなのに導入に至らない理由
など、開発で時間がかかりそうな落とし穴に対策できるようなレクチャーも充実していました。
書籍を効果的に使う
私は「プロダクトマネジメントのすべて」の中身を全て理解している訳ではないですが、プロジェクトを進める際に調べたり、読み直したりするので、手を伸ばせば届くところに常に置いてあります。
企画書作成時には必ず使います。
一方で、今回紹介した講座は全部で5時間ほどのボリュームですが、レクチャーが数分で区切られているものが多く少しずつ学んでいくのに都合が良いです。曽根原さんの講座はこのようなスタイルが多い印象です。
例えば、KPI に着目した講座もあります。
このような使い方がおすすめです。
- 曽根原さんの Udemy のPM講座: 毎日の勉強や特定の領域を深く学ぶ
- プロダクトマネジメントのすべて: 仕事の中で辞書的に使う