はじめに
今回は演算子とif文についてまとめました!
この記事は以下の記事の続きです。
算術演算子
四則演算と剰余の演算子は以下の通りです。
演算子 | 内容 |
---|---|
+ | 加算 |
- | 減算 |
* | 乗算 |
/ | 除算 |
% | 剰余 |
<?php
$num1 = 7;
$num2 = 3;
$result = $num1 + $num2; // => 10
$result = $num1 - $num2; // => 4
$result = $num1 * $num2; // => 21
$result = $num1 / $num2; // => 2.3333333333333
$result = $num1 % $num2; // => 1
比較演算子
演算子 | 演算式 | 内容 |
---|---|---|
> | a > b | aがbより大きい値の時true |
< | a < b | aがbより小さい値の時true |
>= | a >= b | aがb以上の値の時true |
<= | a <= b | aがb以下の値の時true |
== | a == b | aとbの値が等しいときtrue |
!= | a != b | aとbの値が等しくないときtrue |
=== | a === b | aとbの値も型も等しいときtrue |
!== | a !== b | aとbの値も型も等しくないときtrue |
型レベルで厳密にチェックする場合は、===
や!==
を使用する
if文
1. 書き方
条件がtrueと評価された場合に式が実行され、falseの場合は無視される。
<?php
if (条件) {
文;
}
// 具体例
<?php
$height = 170;
if ($height === 170) {
echo "身長は" . $height . "cmです。";
};
// => 身長は170cmです。
2. else
条件がflaseの場合に実行する文を書く。
<?php
$height = 170;
if ($height === 180) {
echo "身長は" . $height . "cmです。";
} else {
echo "身長は" . $height . "cmではありません。";
}
// => 身長は170cmではありません。
3. else if
<?php
$signal = "red";
if ($signal === "red") {
echo "止まれ";
} else if ($signal === "blue") {
echo "進め";
} else {
echo "一旦停止";
}
// => 止まれ
論理演算子
1. and(論理積)
aとbが共にtrueの場合にtrue
論理積に演算子が&&
とand
の"2種類ある。演算の際の優先順位が存在し、&&
の方が優先される。
<?php
$score = 70;
if ($score >= 60 && $score <= 80) {
echo $score . "は60以上、80以下です。";
}
// => 70は60以上、80以下の数字です。
2. or(論理和)
aまたはbのどちらかがtrueの場合にtrue
論理和に演算子が||
とor
の"2種類ある。演算の際の優先順位が存在し、||
の方が優先される。
<?php
$weather = "晴れ";
if ($weather === "晴れ" || $weather === "曇り") {
echo "雨は降っていません。";
}
// => 雨は降っていません。
3. xor(排他的論理和)
aまたはbのどちらかがtrueでかつ両方ともtrueでない場合にtrue
$is_admin = false;
$is_guest = true;
// 管理者でもゲストでもない場合は問題
if ($is_admin xor $is_guest) {
echo "正常なアクセスです。";
} else {
echo "不正なアクセスです。";
}
// => "正常なアクセスです。"
4. 否定
aがtrueでない場合true
<?php
$test = "PHP";
if (!empty($test)) {
echo "変数は空ではありません";
}
// => 変数は空ではありません。
empty
についてはこちらを参照してください。