マネジメントコンソールとは
Webブラウザ上でAWSのサービスを管理する画面(ユーザーインターフェース)
サービスごとに固有の画面(ダッシュボード)が用意されていて、サービスの設定やリソースグループ(リソースとは各種インスタンスなど稼働中のサービスや、容量を確保したサービスなど利用中のもの一式)の検索と使用、AWSのドキュメントの参照などさまざまな管理ができる。
マネジメントコンソールによって、複雑なコマンド入力してサービスを操作する必要がない。
マネジメントコンソールでできること
- AWSのアカウント管理
- サービスの利用
- サービスの設定
- ドキュメントの参照
- モバイルデバイスからの管理
- 請求の確認
リージョンの選択
マネジメントコンソールは地域を表すリージョン単位で操作する。
同じAmazon EC2サービスでもリージョンが違うと別のものと扱われる。
※マネジメントコンソールは最初ログインするとデフォルト設定がバージニア州になっているので、使用したいリージョンに切り替える。
リージョンによって使用できるサービスが異なる
使用できないサービスを選択すると利用可能なリージョンに切り替えるようにアラートが出る。
ダッシュボード
マネジメントコンソールにはサービスごとにメニューがあり、それぞれの画面で操作する。サービス操作におけるメイン画面をダッシュボードという。
ex)EC2であれば、EC2ダッシュボード。S3であればS3ダッシュボードが用意されている。
ダッシュボードを開くまでの手順
- AWSアカウントでログイン
- リージョンを設定する
- サービスを検索する
- ダッシュボードを開く
余談
AWS CLIとは
AWS CLIとはローカルのコマンド端末、またはサーバーからコマンドやスクリプトでAWSサービスの利用を迅速に行えるためのCLI。
AWSのサービス設定や操作は、マネジメントコンソールによって視覚的に行えるが、
スクリプトを書いて複数の操作を一括実行したり、より自動化・プログラム化された方法で行ったりする場合はAWS CLIが便利。
↓AWS CLIにおけるコマンドの例
//i-12345678という名前のEC2インスタンスを起動する
$ aws ec2 start-instances --instance-ids i-12345678
//S3のバケット一覧を表示する
$ aws s3 ls