デフォルトVPCとは
AWSではネットワークが詳しくない人でも利用できようにリージョンごとにデフォルトVPCが用意されている。
デフォルトVPCは選択したら、使用できる状態になっているので、個別に設定をする必要がない。基本的な要件の場合デフォルトVPCを使うと便利。
デフォルトVPCの構成
デフォルトVPCとはサブネットやインターネットゲートウェイが予め設定されているVPC。EC2およびRDS作成画面で確認できる。
ネットワークの範囲は、プライベートIPアドレスの172.31.0.0/16が振られている。デフォルトのVPCでは「デフォルトのサブネット」と呼ばれるサブネットが、それぞれのAZに1つずつ作成される。東京リージョンだと、全てで4つ用意される。
デフォルトVPCのネットワーク構成
ネットワーク | CIDR | ネットワークの範囲 |
---|---|---|
VPC全体のネットワークの範囲 | 172.31.0.0/16 | 172.31.0.0~172.31.255.255 |
サブネット1 | 172.31.0.0/20 | 172.31.0.0~172.31.15.255 |
サブネット2 | 172.31.16.0/20 | 172.31.16.0~172.31.31.255 |
サブネット3 | 172.31.32.0/20 | 172.31.32.0~172.31.47.255 |
サブネット4 | 172.31.48.0/20 | 172.31.48.0~172.31.63.255 |
インターネットゲートウェイも用意されているため、インターネットに接続が可能。インターネットに接続したくない場合は、別のVPCを接続するか、VPCダッシュボードからデフォルトVPCを変更する。
VPCウィザードを使うと、簡単な質問に答えるだけで、VPCを簡単に接続できる。