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この記事の目標

データ分析に出会うタイミングは人それぞれです。どんな時期に出会ったかによって、自分におけるデータ分析の位置付けは変わってくるでしょう。自分にとってデータ分析とは何で、これからどう関わっていくつもりなのか?
ただの理系学生である僕の一例に触れながら、読んでる人もまた自分に問いかけるきっかけになれば幸いだと思います。

記事の全体像

・この記事の目標
・普通の理系学生がデータ分析人材になるまで
・自分にとってデータ分析は何か?
・今後どんなキャリアを考えているか

普通の理系学生がデータ分析人材になるまで

僕は特段すごい特技があるわけでもない普通の理系学生です。特定されちゃいそうですが、東大に落ちて後期で東○大に入学した、よくいる「生物に興味のない生物系学生」です。別に数オリや競プロとかその他コンテストに参加したような経験もないです。大学では進級こそしてきましたが、そこに情熱はありませんでした。
理系ならどこでもそうなのかも知れませんが、授業でプログラミングに触れる機会があります。自分の場合、タンパク質の立体構造をpythonで解析したりDNAの塩基配列情報をpythonやRで解析したりでした。ここで初めて触れたデータ分析に、初めて「これをもっと勉強したい!」って思い、自分のキャリアがスタートしました。
実はこのスタートはたった半年くらい前のことで最近なのですが、学習のスピード感を大事にして以下のことをやってきました。
- python,R,SQLなどの技術書を買って独学
- 「データラーニングギルド」というデータ分析に携わる人が集まるオンラインサロンに入る。
- データ分析を業務内容とする短期インターンに申し込みまくる
- データ分析を主な業務とした長期インターンで働く。
今はアプリ事業会社でアクセス解析や分析によるUI/UX改善の提案、マーケティング施策の提案から実行・効果検証などをしています。半年強という短い経験期間ですが、一人で仮説立案から分析・検証・施策提案と展望のプレゼンが出来る程度にはなりました。
学習について、効率を上げるために環境を変えてインターンで働くことを第一目標にして活動してきました。インターンで働くために成果物ベースの勉強をして、最短でインターン採用を狙う。5日間のサマーインターンですが、勉強を初めて二ヶ月で決まりました。今に至っては、データラーニングギルドのオーナーである村上さんの紹介でアプリ事業を進めているベンチャーでデータ分析・マーケターの枠で採用していただきました。5日間の短期インターンでしか分析経験のなかった自分を、学習速度ややる気の観点で評価して推薦していただけて、本当に感謝しています。環境を変えるという意味では、データラーニングギルドに入ったのは大きかったです。実際にデータ分析を活用して独立しているオーナーの村上さんをはじめ、データ分析に関わる多くのエンジニアやコンサルタントなどと繋がれる場は、質問の場としても情報収集の場としても自分にとって大きな存在でした。今もそちらでお世話になっています。

自分にとってデータ分析は何か?

僕は小さい頃から人の悩みや心配事などの解決、他人の希望の実現などに楽しみを得てました。もちろん自分の夢を持つこともあったのですが、どうにもハマりきれない。色々な将来の夢を語る人がいる中、自分は早々にプロ野球選手になる夢を諦めて自分に出来ること、身の回りの面白そうなことに手を出すようになっていました。世の中には様々な夢や強い情熱を持った人がいます。しかしその多くは実現されていない。夢を現実に落とし込み、具体的な行動ステップに移すこと、その際に直面する課題を解決することは難しく大変です。
データ分析によって課題解決の力を高めているうちに、僕はこういった強烈な夢や欲望を持っている人の強力な「No.2」として、「右腕」として、その夢と欲望を現実にしていくことに魅力を感じるようになりました。
僕にとってのデータ分析は問題解決の手段です。さらに言うと、理想を現実にするための実現力の核だと思っています。

つまり僕にとってデータ分析とは夢や理想、欲望を現実にするための武器であると考えています。

今後どんなキャリアを考えているか

先ほどこう言いました、「データ分析とは夢や理想、欲望を現実にするための武器」だと。
僕はまだまだデータサイエンティストとして経験も技術も知識も浅く、武器としてはまだまだレベルが低いです。
武器の種類は、大別して
- データ理解能力(統計学・ドメイン知識)
- データ加工能力(プログラミングスキル)
- データ解釈能力(論理的思考力)
- コミュニケーション能力(プレゼン力・ヒアリング力・交渉力など)
だと考えています。
この中でどの武器を磨くか、大学では特にデータ理解能力を高めたいと思っています。特に、統計学です。よって、僕の直近の想定キャリアは、大学院にて統計学の専攻をすることです。統計学を大学で学ぶ理由は、その他の能力は実務などアウトプットの機会で身につけられるものだからです。「大学のうちに数理的な理解など理論的なところを理解しておいた方が社会人になった後強い」とは色々なところで聞きます。よって、現在取り組んでいるインターン先での活動をはじめとする実務の場において、他のスキルは磨いていこうと思います。
また、アメリカに留学して英語に慣れつつ海外でデータサイエンティストとしてインターンシップに参加することを考えています。そこでの経験は、いずれ来る就職において就職する国や企業を選ぶ際に選択肢と視野を大きく広げるからです。

最終的に僕は、僕が一緒にやりたいと思ったCEOの夢の実現に全力を尽くすCOOであることを望んでいます。とはいえ、これからの長い人生、いつ自分に夢が出来るかもわかりません。その時は、CEOとしての自分の夢を、COOとしての自分の実現力で叶えてやりたいと思います。

まとめ

話がデータ分析から少し逸れましたが、僕にとってのデータ分析は夢を叶える実現力の武器です。
人によっては、データ分析はAIや未知の領域を切り開く夢そのものだと思います。だから、ここでのデータ分析に対する考え方はあくまで「僕にとって」のものです。

また、想定しているキャリアはあくまで現時点の僕の知識で考えられるものであり、今後学習を進め、様々な方の話を聞き、どんどん改良していきます。この文章における想定キャリアは曖昧ですが、今後の記事やtwitterで自分の活動記録は残していけたらと思います。

データ分析はその分野自体とても魅力的なので勉強を始める方も多いです。もし勉強をしている方で、データ分析で何をしたいのか明確でない人がいたら、一度考えてみてもらえると、今後の勉強方針の助けにもなると思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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