はじめに
この記事はWebの基礎をおさらいカレンダー Advent Calendar 2022です。
このカレンダーでは、なんとなくわかった気になっている、Webの知識をおさらいするカレンダーです。
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今回は構造化マークアップについて説明します!
構造化マークアップとは
Googleのクローラーにコンテンツ内容を適切に理解させるための記述方法のことです。
構造化マークアップを行うことで、下記利点が得られます。
通常のマークアップであれば下記のように表現しますが、
<p>会社名: hogehoge株式会社</p>
構造化マークアップでは下記のように表現したりします。
<p itemscope itemtype="http://schema.org/Corporation">
<span itemprop="name">株式会社hogehoge</span>
</p>
このように構造化マークアップを行うことで得られる利点は下記です。
- 検索エンジンに認識されやすくなる。
- コンテンツの意図や文脈を伝えることができるため。
- リッチリザルトの表示がされる場合がある。
- 通常の検索に、加工された表示が行われる
どのようなリッチリザルトがあるかについてはGoogle検索セントラルを参照するのが良いです。
構造化データの記述方法
Googleでは下記2種類の方法をサポートしています。
- microdata: htmlの中で記述する
- HTMLコードが複雑化し、メンテナンスコストが増えてしまう可能性が高い
- JSON-LD: scriptタグを用いて記述する
- Googleはこちらを推奨している
先ほどの例で示したmicrodataでの記載をJSON-LDで記載すると下記のようになる。
<script type="application/ld+json">
{
"@context" : "https://schema.org",
"@type" : "Organization",
"name" : "企業名",
}
</script>
構造化データを検証する際は、Googleが提供しているツールがあるので、ぜひ使いましょう。
まとめ
以上、構造化マークアップについての説明でした!
Webの基礎をおさらいカレンダー Advent Calendar 2022でした。
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