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はじめに

この記事はWebの基礎をおさらいカレンダー Advent Calendar 2022の1日目です。
このカレンダーでは、なんとなくわかった気になっている、Webの知識をおさらいするカレンダーです。
興味をもし持ってくださった方は、購読いただけると嬉しいです!

普段よく耳にする、URI,URL,URNの違いについて説明します!

URL(Uniform Resource Locator)について

Locatorとあるように、場所を表します。
この中だと、一番耳馴染みがある単語かと思います。

Webブラウザで、Webページを閲覧すると
下記のような場所を示す文字列を見たことがあると思います。

https://qiita.com

このhttpsの部分はプロトコル(通信方式)を表していて、qiita.comの部分はドメインを指しています。
つまり、https通信で、qiita.comというドメインに情報を取りに行くことを示しています。

httpsの部分は他の例だと、ftpだったりmailtoだったりが有名かと思います。

どこにコンテンツがあるか、を表したものと覚えましょう。



URN(Uniform Resource Name)について

インターネットに存在するリソースを一意に識別するためのものです。
URLは、住所のようなもので、ドメインを引っ越しすれば、元々のドメインを指定しても(リダイレクト設定しない限り)同じコンテンツを参照はしないですが、
URNは固有名詞のように、常にそのリソースを指し示します。

例えば、図書に割り当てられているISBNコードもURNの一つの例です。

現実世界での例で言うと、図書館で、本を借りるときに、その図書館のどこにあるかを指し示すのがURLで、その本自体を指し示すのがURNです。
図書館のどこに置くかで、場所(URL)は変わってしまいますが、その本の名称(URN)自体は変わらないですよね。
(正確には、同じ本は何本も刷られているので、その本自体というよりはコンテンツとしての意味合いです)


URI(Uniform Resource Identifier)について

URIはURN・URLを包括した総称です。
なので、URLのことをURIといっても間違いではないですし、URNのことをURIといっても間違いではないです。

まとめ

混同しやすいですが、略称が何の略になっているのかを考えれば分かりやすくなるかと思います!

Webの基礎をおさらいカレンダー Advent Calendar 2022でした。
興味をもし持ってくださった方は、購読いただけると嬉しいです!

参考文献

MDN ウェブ上のリソースの識別

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