LinuxでもKindle使いたい
プライベートではLinuxデスクトップをメインで使用しているのですが、これでもKindleで技術書とか読みたいことが多々ある。KVMで仮想環境もあるしそっちでも良いのだけれど、WineでKindleが動いたら幸せそうなのでやってみた。
#先行記事
https://www.hiroom2.com/2017/08/16/opensuse-14-kindle-ja/
ここでやっているけど、言われたとおりにやってもバージョン違いで動かなかった。
#手順
Wineインストール
sudo zypper -n in wine wine-32bit
Winetricsを使ってインストール
WINEPREFIX="$HOME/prefix32" WINEARCH=win32 wine wineboot
WINEPREFIX="$HOME/prefix32" WINEARCH=win32 winetricks
ちなみに、WINEPREFIX
はWine環境を分ける場合に付ける必要があるので、全部一緒くたで良いなら省いても良い。
このあと、出てきたメニューからKindleをインストールする項目を選べば良い。
途中で警告っぽいポップアップが大量に出るが、とりあえず全部OKで問題なし。
フォント設定
Wineあるあるだが、UIの日本語表記が全部化けて豆腐になってる。筆者は10年以上Linuxデスクトップを使い続けているが、昔からあまり改善されない点だ(こう言うとお前がやれと言われるのがLinux界隈なのだが・・・)。
豆腐ばっかりじゃ使えないけど、日本語フォントで正常に表示されるように頑張るのも面倒なので、UIを英語にする。
ツールバーの左から2番めをクリックして、出てきたメニューの一番下をクリックするとオプションメニューが表示される。ここでなんとかLanguageを「English」にできれば、上記の図みたいに文字化けが治る。
豆腐ばっかりからこのメニューを出す芸当は、おそらく日々Amazonに金を注ぎ込んでいる人じゃないと厳しいだろう。
#使用感
少し触ってみたが、エラーで落ちるといったことは無さそうだ。Kindle Cloud Readerでは読めないコンテンツが多いので、こうやってなんとか動くと非常に助かる。
みなさんもLinuxデスクトップ使いましょう。GeekoかわいいよGeeko。