はじめに
本記事では、PythonでGeminiを呼び出すサンプルコードを示します。
検証環境
今回は簡単にVertex AI Workbenchでpythonのnotebookを使って試します。
検証では、ユーザーマネージドインスタンスをデフォルトのパラメータで作成して「JUPYTERLAB」を開き、「Notebook」>「Python3」の順にNotebookを開きました。
準備
- 実行に必要なパッケージをインストールします
! pip3 install --upgrade --user google-cloud-aiplatform
- パッケージを利用するため、再起動します
import IPython
app = IPython.Application.instance()
app.kernel.do_shutdown(True)
- 必要なライブラリをインポートします
from vertexai.preview.generative_models import (
GenerationConfig,
GenerativeModel,
)
PythonでGeminiを使う
- Geminiをロードする
# ""内で使用するモデルを選択
model = GenerativeModel("gemini-pro")
- Geminiにプロンプトを投げる
responses = model.generate_content("ここにプロンプトの中身を入力", stream=True)
for response in responses:
print(response.text, end="")
基本的には以上の使い方となります。
後は、以下のように生成AIのパラメータを指定する方法もあります。
generation_config = GenerationConfig(
temperature=0.9,
top_p=1.0,
top_k=32,
candidate_count=1,
max_output_tokens=8192,
)
responses = model.generate_content(
"ここにプロンプトの中身を入力",
generation_config=generation_config,
stream=True,
)
さいごに
本記事で紹介したサンプルコードを利用すれば、生成AIを使ったアプリケーションがいくらでも作れそうなので今度試してみたいと思います。
また別の記事として画像を読み込む方法も公開する予定です。
参考資料