ログイン時のメッセージ設定を行う場合に、/etc/motdを設定します。
どのサーバーにアクセスしているかが、わかりやすいので、作業ミス防止などに使ったりします。
今回は、気分を上げるために使います。
実行環境
- PC:iMac 2011 mid
- OS:macOS High Sierra
- Homebrew:1.4.1
- Go:1.9.2
goはGOPATHも設定しておいてください。
ansizeでグラフィカルにする。
まずansizeというライブラリで画像のアスキーアートを作成します。
変換する画像はgoogleで適当に持ってきましょう。「〜 png」とかで検索するとたくさん出てきますので。
私はミニオンが好きなので、こちらから拾ってきたミニオンの画像を使います。
ansizeは透過画像も変換できるので、きれいなアスキーアートができます。
go get でライブラリから持ってきます。
$ go get github.com/jhchen/ansize
以下のコマンドのように表示されればOKです。
$GOPATH/bin/ansize
Usage: ansize <image> <output> [width]>
goいれたけど、 echo $GOPATH
で表示されなくて、どこいったんじゃいというときは
$ go env
で確認しましょう。
さっそく作成してみます。
$ $GOPATH/go/bin/ansize ./Pictures/minions.png ./minions.ascii
第3引数で幅も指定できます。
デフォルトは100なのかな。
半分の50にすると少し荒くなりました。
$ $GOPATH/go/bin/ansize ./Pictures/minions.png ./minions.ascii 50
これを使うことにします。
/etc/motd に出力します。
$ $GOPATH/go/bin/ansize ./Pictures/minions.png ./minions.ascii 50 >> /etc/motd
figletでメッセージを生成する。
figletは文字をアスキーアート化してくれます。
テクい感じじゃなくて普通に使用します。こちらはbrewコマンドでインストール。
$ brew install figlet
インストールしたらすぐに使用できます。
引数でアスキーアート化したい文字列を渡します。
$ figlet Welcome to iMac
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これも/etc/motdに追記しましょう。
そしてターミナルでログイン!
コンソールのデフォルトサイズで全体がきれいに表示されるようにするといいと思います。