1.この設定サイトの前提
- 本件は、「Kali Linux 2020.01版ISOメディアを用いてVMWare ESXiにインストールする:インストール編」の続編となる、インストール後の設定です。
- インストールについては、上記リンクをご参照下さい。
- キッカケは『ハッキング・ラボのつくりかた』なので、設定の流れはその本に適応させています。
- 前提については、上記リンクにある通り、下記設定にて進めますが、ご自身の設定内容に応じて適宜読み替えて下さい
- 日本語表示については、上記書籍にもある通り、メニューが日本語だと解説しにくい、という著者のコメントに従い、英語のままで進めます
2.解像度変更
3.スクリーンロックを無効にする
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Xfce Power Managerが起動するので、Displayタブをクリックし、下記それぞれツマミを左に移動し、全て「Never」の状態にし、Closeをクリックする
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Blank after
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Put to sleep after
4.日本語キーボードに対応させる
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インストールの段階で、こちらの手順通りに行えば日本語になっている為、今回は日本語キーボード配列になっていることを確認する手順となる
5.タイムゾーンを日本に設定する
5-1.GUIで設定する、けど。。。
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Timezone:にasia/toまで打つと、Asia/Tokyoのプルダウンが出てくるので、Asia/Tokyoをクリックする
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がしかし、Kaliを再起動しても、下記の通りコマンドを打つと、タイムゾーンがESTのまま
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しかも、システム時刻とハードウェア時刻が相違
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さらに、私の場合、ESXiの時刻設定がいけないのかもしれないが、この手順作ってる時間が同日8:40 PMなので、諸々直しにかかることにする
5-2.タイムゾーン変更
/etc/localtimeのリンク先をAsia/Tokyoに変更する
$ cd /etc
$ ls -l localtime
lrwxrwxrwx 1 root root 30 Feb 18 08:11 localtime -> /usr/share/zoneinfo/US/Eastern
$ sudo rm local time
$ ls -l localtime
ls: cannot access 'localtime': No such file or directory
$ sudo ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
$ ls -l localtime
lrwxrwxrwx 1 root root 30 Feb 21 06:25 localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo
タイムゾーン変更結果の確認
$ date
Fri 21 Feb 2020 06:34:12 AM JST
$ sudo hwclock -r
2020-02-20 21:15:56.698182+09:00
- ハードウェアクロックが実時間と合ったので、次はシステム時刻を修正する
5-3.システム時刻の変更
システム時刻をハードウェアクロックに合わせる
$ sudo hwclock --hctosys
$ date
Thu 20 Feb 2020 09:22:48 PM JST
$ hwclock -r
2020-02-20 21:22:54.635142+09:00
6.日本語入力
6-1.日本語入力インストールと有効化
- Terminalで下記実行
日本語入力インストール
$ sudo apt install -y task-japanese task-japanese-desktop
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再ログイン
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画面右下にアイコンが出ているのでクリックすると、下記選べるので、Anthy(UTF-8)をクリックする
6-2.日本語入力確認
6-3.入力方式設定
こちらは、『ハッキング・ラボのつくりかた』通りにできるので省略。
7.静的ネットワーク設定
/etc/network/interfacesに下記追加
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.1.30
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
- 下記全て試したが、IPアドレスが192.168.1.30にならなかったので、Kaliを再起動する
$ sudo /etc/init.d/networking restart
$ sudo ifdown eth0 && ifup eth0
ここから先の手順は、『ハッキング・ラボのつくりかた』通りに進んだ為、割愛する。