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LPIC-1を受けてみた感想。「おすすめ度・難易度・勉強時間」

Last updated at Posted at 2020-03-29

LPIC-1を受けてみた

私は受託開発のベンチャー企業で約1年実務を経験しています。技術力と知識量を上げるため、LPIC-1を受けてみました。なので、資格で合格することが目的ではなく、資格を受ける上で学習で得られる知識が目的でした。試験に合格したので、そこで得られた情報を共有します。

この記事はこんな方におすすめ

  • LPICが実務に役立つのか知りたい
  • おすすめ度・難易度が知りたい
  • 学習時間やおすすめの学習教材が知りたい

実務で役立つのか?

僕は結構役立ちました。以前はLinuxのことをよくわからずにその場しのぎで使用していたのですが、LPICで学習したことで体系的に知識が身につきました。
ただし、資格は手段なので別に受けなくても問題ありません。僕の場合は、明確な目標がないと学習しないのでLPICを活用しました。

試験概要

  • Linux技術者認定試験で、Linux技術者としての技術力を認定するIT資格
  • 国際的に認められたIT資格
  • 試験会場は全国(各国)
  • 対象試験:101試験/102試験(5年以内に両方取得する必要あり)
  • 受験料金:15,000円(合計30,000円)
  • 回答方法:コンピュータを使った選択式
  • 試験時間:90分
  • 合格ライン:65~75%程度

試験項目

■101
- システムアーキテクチャ
- Linuxのインストールとパッケージ管理
- GNUとUnixのコマンド
- デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準

■102
- シェル、スクリプト、およびデータ管理
- インターフェイスとデスクトップ
- 管理タスク業務
- 必須システムサービス
- ネットワーキングの基礎
- セキュリティ

おすすめ度・難易度

項目 評価(5段階)
おすすめ度 3
難易度 3

例えば基本情報処理試験を目安にすると、おすすめ度3、難易度3といった具合ですね。なので、基本情報処理試験に同じくらいですね。

学習時間、おすすめの学習教材

学習時間は完全未経験なら150時間、Linuxを触っている方なら50時間くらいだと思います。
おすすめの学習方法は、あずき本と呼ばれる教科書のLinux教科書とWeb版問題集Ping-tを交互にやれば、費用も安くておすすめです。過去問は本だと問題数が限られるので、Webサイトがおすすめですね。あとは、手を動かした方が知識が定着するので、環境構築して実際に動かしたいですね。環境構築は、ドットインストールのレッスン通りにやれば簡単に構築できます。
Linux教科書が難しくて訳わかんない方は、1週間でLPICの基礎が学べる本が読むとだいぶ理解が進みますよ。

LPICついてのまとめ

LPICの費用は高いですが、時間とお金を投資できるなら、体系的な知識を得られるのでおすすめです。ちなみにPing-tが申し込むと1,000円安くなるので、合計2,000円お得ですね。

参考サイト

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