環境
OS : macOS Mojave
Anaconda : python3.6.7
Django==2.1.5
基本としてMacで作成していくので一部ターミナルコマンドなどWindowsでは異なる操作があるかもしれませんが、ご了承ください。
(Windowsではターミナルの代わりにコマンドプロンプトを使用する等)
#ベースディレクトリを作成
djangoアプリを作成するディレクトリ(フォルダ)を作成
今回は"django_work"という名前にする。
mkdir djangoblog
ワーキングディレクトリ("djangoblog")に移動
cd djangoblog
これ以降のTerminalコマンドは、djangoblogディレクトリにいる状態のものとして書いていきます。
#Djangoプロジェクトの作成
Webアプリの大枠を作成
ここからはDjangoのインストールした仮想環境に入り実行
django-admin startproject config .
上のコードで "config"は設定ディレクトリ(設定関連のファイルの入ったディレクトリ)の名前、"."はカレントディレクトリにプロジェクトを作成することを意味する。
現在のプロジェクトの階層構造は、
djangoblog #ベースディレクトリ
├── config #設定ディレクトリ
│ ├── __init__.py
│ ├── settings.py
│ ├── urls.py
│ └── wsgi.py
└── manage.py
さらに、テンプレート(htmlファイル)用と静的ファイル(CSSファイルや画像など)用のディレクトリを作成しておく。
mkdir templates
mkdir static
これらは、今はあまり深く考えなくて良い
#設定ファイルの編集(config/settings.py)
ここからは少し基本的な設定の変更・追加を行う。
はじめに言語とタイムゾーンを日本仕様に変更する。
config/settings.pyの以下のように修正する。
LANGUAGE_CODE = 'ja'
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
さらに先ほど作成したtemplateディレクトリの設定を行う。
以下のように修正
TEMPLATES = [
{
'BACKEND': 'django.template.backends.django.DjangoTemplates',
'DIRS': [os.path.join(BASE_DIR, 'templates')],
'APP_DIRS': True,
'OPTIONS': {
'context_processors': [
'django.template.context_processors.debug',
'django.template.context_processors.request',
'django.contrib.auth.context_processors.auth',
'django.contrib.messages.context_processors.messages',
],
},
},
]
さらに、staticディレクトリについても設定する。
以下のように追加・修正する。
BASE_DIR = os.path.dirname(os.path.dirname(os.path.abspath(__file__)))
PROJECT_NAME = os.path.basename(BASE_DIR)
]
:
:
:
STATIC_URL = '/static/'
STATIC_ROOT = os.path.join(BASE_DIR, 'static')
#開発サーバの起動
開発サーバを起動してここまでを確認する
・開発サーバの起動
python manage.py runserver
正常に起動したらブラウザを開いて、
http://127.0.0.1.8000/
にアクセスしてみましょう。
画面が表示されれば成功です。
次回から本格的なWebアプリの作成に取り組みたいと思います。