はじめに
「リスト型」「タプル型」「集合型」のデータ形式が似ているので、「どれがどんな形式だったっけ?」と迷うことが多いです。
自分の頭を整理するために、それぞれの違いを見比べてみました。
それぞれの基本形を見比べてみる
#リスト型
list_int = [1, 2, 3]
list_str = ['a', 'b', 'c']
#タプル型
tuple = (1, 2, 3)
#集合型(set)
set_int = {1, 2, 3, 1, 2, 3} #集合型は要素を重複させないので、{1, 2, 3}
set_str = {'a', 'b', 'c','a', 'b', 'c'} #集合型は要素を重複させないので、{'a', 'b', 'c'}
追加方法を見比べてみる
#リスト型
list_int.append(4) #末尾に'4'を追加
list_str.insert(3, 'd') #4番目に'd'を追加
#タプル型は、追加できません
#集合型(set)
set_int.add(4) #末尾に'4'を追加
set_str.add('d') #末尾に'd'を追加
削除方法を見比べてみる
#リスト型
list_int.pop(4) #'4'を指定して削除
list_str.pop() #末尾の要素を削除
list_str.clear() #全削除
#タプル型は、削除できません
#集合型(set)
set_int.remove(4) #'4'を指定して削除
set_str.discard('d') #存在しない要素を指定してもエラーにならない
set_str.clear() #全削除
まとめ
まずは、シンプルに違いを見比べてみました。
今度は、それぞれの利用シーンなども比べてみたいと思います。