前職の内容
昔から車が好きだったので、大学院卒業後、自動車メーカーに入社しました。入社してからは車の乗り心地性能に関する開発を行っていました。企画時に性能目標を提案し、それをモノ(製品)に落とし込むのが主な仕事です。乗り心地性能は車の数ある性能の中でも特に重要な性能なので多く部署と連携が必要だったり、開発フェーズ毎に業務内容が大きく変わったりと非常に大変な仕事でしたが、車づくりの面白さや大変さを身を持って体感することができたのでとても良い経験になりました。
エンジニアになろうと思ったきっかけ
新卒から約5年間働き、運良く自分の行きたい部署、やりたいことをさせてもらったので、自動車開発をある程度やり切ったと感じていました。そこで、何か新しいことを始めて、次のキャリアステップを歩みはじようと思った時にプログラミングと出会いました。学生時代にもプログラミングの授業があったのですが、当時はあまり理解できず面白さも分からなかったので、何年か振りの機会に逆にチャレンジしてみたいという気持ちもありました。そんな中、ポテパンキャンプのHPを見て、多くの人が未経験からでもプログラミングを習得して新たなキャリアをスタートしていることを知り、自分もやってみようと思いました。
エンジニアとして働いてみた感想
まず現場のスピード感や技術レベルの高さに驚きました。コードを読み解くだけで大変で、ついていくのに必死でしたが、ポテパンキャンプで自走力がついていたおかげで、必要以上に質問することなく、効率よく開発に携わることができたと思っています。よく「未経験からプログラミングを習得するならいち早く現場に入ることが大切」と言われますが、入ってからまさにその通りだなと思いました。
またITサービス開発は自動車開発と比較して開発期間が短いので、要件定義から実装、保守運用まで一度に経験でき、プロダクト開発全体に携わることができる点が面白いです。自分が開発した機能・サービスが世に出るところまで見届けられるのはやりがいがあります。IT業界は変化が早いですが、その分、新しい技術に触れることができるので、好奇心旺盛な人には特におすすめできる職種だと思います。
今後はどんなエンジニアを目指したいか
エンジニアとして転職してからは、バックエンドを中心にフロントエンド・インフラ周りも担当するようになりました。今後もより幅広い技術を身に着け、フルスタックエンジニアとして活躍できればと思っています。