概要
マウントとはハードウェアをソフトウェア的に認識させること。
実践
mount
mount /dev/sdb1 /mnt
このコマンドを実行するとsdb1として認識されているハードウェアをソフトウェア的に認識させ流ことができる。
/dev/sdb1
はデバイスファイル
/mnt
はマウントポイント
/
├── mnt
│ └── dev
│ └── sdb1
│
umount
umount /mnt
/mntにマウントしているデバイスをアンマウントすることができる。
umount /dev/sdb1
というように、マウントポイントではなくマウントしているデバイスを指定することも可能
fstabについて
自動マウントするためのファイル
fstabを更新した場合mount -a
を実行する
/dev/sda1 / ext4 defaults,noatime 0 1
/dev/sda2 none swap defaults 0 0
/dev/sda3 /home ext4 defaults,noatime 0 2
- 1列目: デバイスファイル名
- 2列目: マウントポイント
- 3列目: ファイルシステムの種類
- 4列目: オプション
ファイルシステムについて
file system | 説明 |
---|---|
ext2 | 古いlinuxで使われていたファイルシステム。ジャーナリング機能がない。 |
ext3 | ext2にジャーナリング機能を追加したファイルシステム。 |
ext4 | 現在のlinuxでの標準ファイルシステム |
btrfs | オラクル製ファイルシステム |
xfs | CentOS7のデフォルトファイルシステム |
iso9660 | CD-ROM、DVD-ROMのファイルシステム |
swap | swap用のファイルシステム |
auto | どのファイルシステムかをマウントに推測させる。 |