PythonのWebフレームワークであるPyramidをインストールして、起動させるまでの導入記事です。
開発環境
- CentOS 7
- Python 3.5
- Maria DB
- PyMySQL
インストール
pipを使うだけです。とても簡単ですね。
$ pip pyramid
プロジェクト作成
Pyramidのプロジェクトを作成します。
今回の例では、 my-appを作成します。
$ pcreate -s alchemy my-app
alchemyを指定することで、SQLAlchemyを使用する設定でプロジェクトを作成します。
設定変更
デフォルトではDBにSQLiteを使用する設定です。
今回はMariaDBを使用するため、DB接続設定を変更します。
development.ini
sqlalchemy.url = mysql+pymysql://pyramid_user:pyramid_password@localhost:3306/pyramid_db?charset=utf8&use_unicode=1
補足
pyramid_user、pyramid_password、pyramid_dbは適宜、置き換えてください。
起動
デフォルトではwaitressというWSGIサーバを使う設定です。
今回は変更せず、デフォルト設定のまま起動させます。
設定は、development.ini/production.iniに記述されています。
$ pserve development.ini
これでWebサーバが動くので、開発を進められるようになりました。