#前書き
2019年4月に受験し,合格することができました.
その際の勉強方針とおすすめの参考書を紹介します.
#結論
先に結論を述べます.めんどくさい人はここを読んでいただければ私は満足です.
##勉強方針
###午前
過去問道場をひたすら解く.
一日10問を30日かければ300問解くことになります.これくらいやればおそらく大丈夫です.
不安な人は一日に解く問題数を上げるか,日数を増やすと良いと思います.
###午後
得意または難易度が(相対的に)低めのもの3分野を選択.
すべて満点を取るくらいの意識で集中的に勉強します.
そうは言っても8割程度(つまり48点)が限界のはずです.
残りの12点を勉強をほとんどしていない2分野で6点ずつ取ります.
#なぜ3分野のみ??
5分野すべてを網羅しようとすると時間的なコストが大きくかかります.
時間を勉強に集中的にかけられる環境なら良いですが社会人の方の多くはそうではありません.分野を3つに絞ることで各分野の理解度を集中的に向上させます.幸い,情報処理試験は出題形式や範囲はある程度限られていますし,同じ分野を解くほうが理解の整理もしやすいです.
#残りは勉強しなくてもよいのか?
これは人によりけりですが,午前の過去問道場を解いている・基本情報の資格は持っているという前提であれば,不要だと思います.それよりも3分野にコストを投じることが優先されます.3分野すべて大丈夫という自信がついた段階で余裕があれば取り組む程度でよいでしょう.
#どの分野を選べばよいか
おすすめはセキュリティ・DB・アルゴリズムです.
セキュリティ・DBは覚える範囲が比較的少ない印象です.過去問題を十分に取り組んでいれば高得点が期待できます.特にDBは出題形式・範囲はかなり限られるので,苦手だと思っている人も取り組んでみると意外と簡単だったという人が多いです.
アルゴリズムは覚えるというより思考力が求められます.問題形式に慣れるとすんなり解けるようになります.
ただし,分野は各人の経歴などに大きく依存するため,学んできたことや将来取り組みたいことなどを考慮して選択すると良いでしょう.
#おすすめの参考書
応用情報技術者午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ) です.
分野別に過去問が収録されており,非常に勉強しやすいです.
色々手を出すよりもこの本一冊で徹底的に勉強すれば十分です.
#まとめ
合格した際の勉強方針を紹介しました.様々な効率的な勉強方法がありますが,友達や同僚と一緒に頑張ることが何よりも大事です(これは本当).お互い高めあって勉強できる環境を見つけてください.皆さんの吉報お待ちしてます!!