概要
Azure の VM では、VM で利用している OS ディスクやデータ ディスクの VHD ファイルをエクスポートすることが可能です。
検証環境を作成するために別のサブスクリプション配下に複製 VM を作成したいときや既存の VM のリージョンを変更したいときには、エクスポートした VHD ファイルをストレージ アカウントにコピーし、新たに複製 VM を作成することで実現できます。
本記事では、VHD ファイルから複製 VM を新規に作成する手順について紹介します。
また、本記事は以下のサイトを参考にしております。
https://jpaztech.github.io/blog/vm/create-vm-using-vhd/
1.VHDファイルからOSディスクを作成する。
1.1 Azure Portal より [ディスク] を開き、左上の[+作成] をクリックします。
1.2 以下のとおり、適宜設定を行い、[確認および作成] - [作成] をクリックします。
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リソースグループ : VHDファイルが存在するストレージ アカウントと同様の “リソースグループ” を選択します。
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ソースの種類 : "ストレージ blob"を選択します。
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ソース blob : "参照"をクリックして、任意の VHD ファイルを選択します。
※VHDファイルは .vhdの拡張子がついたファイルを指定してください。
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OS の種類 :OS ディスクを作成する場合は、複製元 VM と同様のものを選択します。データディスクを作成する場合は [None]を選択します。
※OSがWindows の場合には [Windows] を、Linuxの場合、[Linux] を選択してください。
2. VHD ファイルから作成したOSディスクで VM を作成する。
2.1 Azure Portal より[ディスク] を開き、手順 [1] で作成したディスクを選択します。。
2.2 ディスクのページ上部の [+ VMの作成] を選択します。
2. 3 適宜設定を行い、[確認および作成] - [作成] をクリックします。
以上が手順になります。