deviseにてユーザー登録後の遷移先を変更する際の注意点

前回、deviseでのログイン後のページ遷移先を指定する際の個人的な注意点を書きました。

ここではヘルパーメソッド実装における大前提を見逃していた、という単純に私の無知ゆえの失敗だったわけですが、今度は「ユーザー登録後のページ遷移ができない」という謎に直面したので、その解決策をメモしておきます。

deviseにおけるリダイレクト先の設定

deviseを導入後、リダイレクト先を設定するには、コントローラにてコメントアウトされている専用のメソッドを有効化してURLヘルパーを記載する、というのがこれまで私が把握していた流れ。

そこで今回も、登録時のコントローラである「resistrations_controller.rb」に以下のように変更を加えていきました。

resistrations_controller.rb

  # 変更前
  # The path used after sign up.
  # def after_sign_up_path_for(resource)
  #   super(resource)
  # end

  # 変更後
  # The path used after sign up.
  def after_sign_up_path_for(resource)
    user_path(resource)
  end

しかし、変更後にユーザー登録をしてみても、ルートページに飛んでしまい、意図したページ（ユーザー詳細ページ）に遷移しませんでした。

ルーティングの設定が必要

調べてみると、なんとdevise_forのルーティングに追加で設定が必要とのこと。

最終的には以下の通り変更しました。

routes.rb

# 変更前
Rails.application.routes.draw do
  devise_for :users
  resources :users
  get 'users/' => 'users#index'
  get 'users/:id' => 'users#show'
end

# 変更後
Rails.application.routes.draw do
  devise_for :users, controllers: {
    registrations: 'users/registrations'
  }
  resources :users
  get 'users/' => 'users#index'
  get 'users/:id' => 'users#show'
end

devise_forでusersモデルにcontrollersの設定を追加しています。

こうすることで、usersモデルに対して、users/resistrations内のコントローラが割り当てられるようになるのだとか。

デフォルトでは「devise/⚪︎⚪︎」のコントローラを使ってしまうみたいですね。コメントアウトを外せば有効化できるのだと思っていました、、、

一方で、ログイン後のリダイレクトを指定する場合には、after_sign_in_path_forメソッドを「application_controller.rb」内に記述していたので、この設定が不要だった、ということみたいです。

devise内の仕組みはまだ全然把握できていませんが、ちょっとだけ仕様がわかってきたような気がします。