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SES(雇用形態の方)の特徴

Last updated at Posted at 2020-09-25

記事を書く目的

これからプログラマになる方、プログラマになったが今後どのように進んでいくか検討している方に、
・SES(プログラマ):3年
・受託開発:1年
・自社開発:2年
を経験して感じた情報を発信し一人でも多く納得したキャリアを進んでほしいなと思い書きました。

ちょっとした業界の説明も入れています。

後々、受託開発や自社開発で掴んだ特徴も書いてみたいと思います!

※所属企業によって異なる部分もあります。意見交換できると嬉しいです!

SES

所謂派遣として現場にアサインして、一定期間働く形態ですね。
助っ人外国人枠です。(活躍するかどうかはその人次第的な)

基本的に、
1.案件を自身が所属している会社の担当営業からこれを受けてみないかと提案される
2.承諾すると面談が組まれる
3.1~2回ほど面談する(自身のスキルシート等プレゼン資料持ち込みの就活面談みたいな感じ、偶に実力試験もあり)
4.合格するとアサイン決定
5.契約終了で次の案件へ
以下ループ...
といった流れです。

特徴

・比較的採用される際のハードルが低い
文系未経験でもOK!とかの触れ込みの企業の多くがこのSESの形態を取っています。
入社時のスキルはあまり求められない傾向。
研修で最低限のスキルを学ばせて、あとは自分で頑張ってね!スタイルです。

・所属する会社の営業力によって仕事内容の振れ幅が大きい
基本的にスキルの浅いプログラマを開発者枠としてアサインさせるのはリスクなので極力避けたく、中々設計~開発フェーズの案件に関われないパターンがあります。
ポートフォリオを用意したり、資格を取得してポテンシャルの高さをアピールすればアサインできるパターンもありますが、実務経験がないとちょっと...とお断りされるパターンも多いです。
そこで先輩とセットでアサインさせる営業ができる会社ですと、比較的ロースキルプログラマでも開発できるチャンスに恵まれます。
怖いところだと、ちょっと話題になったスキル詐(略

・勤怠が重視される
エンジニアなら技術第一だろ!と思いたい面もありますが、
決まった時間に安定して与えられた業務をこなすことが重視される会社が多い傾向があります。

・スキルの成長も案件に大きく左右される
良く案件ガチャとか揶揄されるやつですね。
勿論自学習でスキルを伸ばすことも出来ますが、
実務で素晴らしいプロの技術に、プロの本気目線でレビューされながら触れられる経験はかなり貴重だと思います。SESで人を集めている企業=受託or自社開発で実績を出せている会社が多いので、学ぶポイントはたくさんあります。
・セキュリティ
・ツールの選定
・組織形態
・アーキテクチャ
・ソースコード
・ディレクトリ構成
...etc
私の場合ですと、SES時代に関わったシステムや社員の方から学び取った内容が今自社開発を行う指針となり、かなり役立っています。

・多くの人と異なる環境で働ける
受託・自社開発の会社ですと、基本的に転職でもしない限り、大きな環境の変化はありません。(メンバーの入れ替えはありますが)
それに比べると、SESの場合色々な開発現場に出会うチャンスに多く恵まれます。

・穏やかな人の方が向いている
アサインする側の視点からすると、
SESで入る人員は外部の人間であり、契約して借りてきた商品となります。
職場に悪い影響を与えるような商品ならクレームしたくなると思います。
ケースによりますが、受託開発や自社開発の場合よりも、
人間関係を穏便に済ませられる性格の方が向いていると思います。
私の場合ですと、あくまで現場の主役は雇い主である受託or自社開発の企業であり、自身は脇役と考えるとしっくりきます。

・現場で仕事を生み出せるセールスエンジニアは重宝される
スキル・コミュ力がともに高いと、現場に入って次の案件や補充要因案件を引っ張ってこれる事があります。その場合、自身の査定評価に反映する企業も多く、給与アップに繋がります。

最後に

あまり書き過ぎると怖いのでこのくらいにしたいと思います・・・。
近年SESはやめとけという声が非常に大きいので、私なりに特徴を並べてみました。

個人的な総評としては、良く企業の分析を行ったうえで、良い取引をしている、比較的商流の高そうなSES事業ならば、若いうちの武者修行に選択してもいいと思います!

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