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NoCodeアプリ作成サービス「Bubble」の導入検討を通して感じたこと

Last updated at Posted at 2020-09-14

初めに

今話題のNoCodeで一番プラグインが充実していると思われるBubbleについて、
チュートリアルをこなして導入検討をしてみました。

宜しければご一読いただき、是非とも公式チュートリアルをやってみてください!
全文英語ですが、日本人にもわかりやすい英語を使っていますし、
全12レッスン一回3分程ですぐ終わっちゃいます!!

間違った記述がありましたら直ぐに直しますのでご指摘ください!

経緯

なるべく短期でネイティブアプリ開発できる手段はないかと探していまして、
社内開発以外にも外部委託、CMS開発は直ぐに思い浮かんだのですが、
弊社の技術顧問がNoCodeいいらしいよ~と教えてくれたので調査しました。
Bubbleでメルカリ風アプリを予算10万、1ヶ月で作っちゃう凄い記事を拝見して、一気に興味が出ました。

NoCodeでネイティブアプリを作る流れ

他のNoCodeサービスであるGlideも見ましたが、
基本的に、
1.ツールでデザインとアクションを定義する
2.Webアプリかネイティブアプリを選択して成果物を生成する
の流れだと思います。
ネイティブアプリをビルドする際は、Jasonelleというツールを利用します。
参考記事
Web版とネイティブアプリ版が同時に作れてしまうんですね!

データについては、Bubble側で専用のDBを持っていて管理してくれます。
GlideですとGoogleSpreadSheetが担ってくれます。

料金

公式料金表※2020/9/14時点
image.png
スケールアップについては、

You can add capacity or storage to any plan at any time. Capacity is $30 per unit per month, file storage is $10 per 10 GB per month.

といった感じで、然程AWSのEC2とかと料金は変わりはないのかなと思います。
大人気アプリになるか分からない初期プロダクトでは、Personalにして状況をみて、スケールアップするないし、プラン変更すればいいかな?

Bubbleの特徴

チュートリアルがアニメーションで指示してくれて分かりやすい
27f1ac7b9f1369ade1f0bceb471808f6.gif
こんな感じにブラウザ上でチュートリアルの指示を的確に出してくれます。
説明は全て英語ですが、特に難しい単語は出てきませんし、
何回かレッスンをこなせば体感的に覚えられると思います。
・データの登録処理
・ログイン認証
・データの変更処理
・Mapのプラグイン
・スライドショーのプラグイン
・画面遷移
・画面間のデータの受け渡し
・リスト表示
・TODOアプリ
等、最低限のアプリ開発に必要そうな学習ができます。

テンプレートやプラグインが豊富
詳しくは公式のマーケットプライスを見ていただけたらと思いますが、
・タスク管理テンプレ
・ログイン認証テンプレ
・ダッシュボードテンプレ
・Slackプラグイン
・Dropboxプラグイン
・Google Analyticsプラグイン
等いろいろ揃っています。(中には有料のものがあります)

高速でアプリが作れそう
用意されたかっこいい今風テンプレ機能を組み合わせて、CRUD操作を絡めた機能をサクサク作れてしまいます。
・ECサイトテンプレ
・ブログテンプレ
・LPテンプレ
・SNSテンプレ

欲しいプラグインが存在しない場合は作ってしまえばいい
JavaScriptでプラグインを自作することもできます。
image.png
こちらの記事で実際に作られています
非公開で自作のAPIへの接続プラグインを作ってしまえば、自前のDBとの連携もできちゃいそうですね!

iOSのビルドには注意が必要
Jasonelleでネイティブアプリをビルドする際、iOS版で動作に不安要素があるようです。
BDK Native Pluginという有料のプラグインを利用すると確実のようです。
参考

最後に

調べてみてかなり可能性を感じました!
今回弊社のプロダクトで見送りになっても、個人的には活用してみたいと思います!!

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