Hello Worldのメッセージ出力
- 文字列を出力する際は、putsメソッドを使用します。
- js、PHP、Java等と異なり、末尾のセミコロンは不要です。
hello.rb
puts "Hello World"
出力結果
Hello World
- ちなみに、putsメソッドは改行込みで出力します。よって、putsを2回繰り返し呼び出した際は、出力結果に改行されて出力されます。以下のとおり
hello.rb
puts "Hello"
puts "World"
出力結果
Hello
World
- 改行無しで出力したい場合はprintメソッドを使用します。
hello.rb
print "Hello"
print "World"
出力結果
HelloWorld
計算式
- 他の言語と変わり有りません。
- 足し算:+、引き算:-、掛け算:*、割り算:/、剰余:%
calc.rb
a = 3
b = 2
puts a + b
puts a - b
puts a * b
puts a / b
puts a % b
出力結果
5
1
6
1
1
変数値をメッセージフォーマットとして出力
- 「#{変数}」の表現で、変数値を文字列として出力することが出来ます。
hensu.rb
name = "田中 一郎"
job = "システムエンジニア"
puts "#{name}さんは#{job}です"
# 以下の書き方でも同じですが、上記のほうがスマートですよね。
# puts name + "さんは" + job + "です"
出力結果
田中 一郎さんはシステムエンジニアです
ランダム値の生成
- randメソッドを使用します。
- rand(100)と引数に100を渡すと、0~99までのランダムな整数値を返します。
- rand(1..99)と範囲を指定することも可能です。この場合、1~99までのランダムな整数値を返します。
rand.rb
puts rand(100)
puts rand(1..99)
出力結果
78
4
偶数、奇数の判定
- 偶数の判定は evenメソッドを使用します。偶数の場合、trueが返却されます。
- 奇数の判定は oddメソッドを使用します。奇数の場合、trueが返却されます。
even_or_odd.rb
# 以下、整数値1をeven、oddで偶数か奇数か判定しています。1は奇数なので、oddでtrueが帰ってくることを期待しています。
puts 1.even?
puts 1.odd?
出力結果
false
true
復習
- ランダムな整数値を生成して、奇数か偶数か判定して、メッセージを出力するコードを書いてみました。
sample.rb
# ランダムに1から10の値を生成
number = rand(1..10)
print "#{number}は"
if number.even?
puts "偶数です"
else
puts "奇数です"
end
出力結果
2は偶数です