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UnityアプリのGoogle Play Store登録

Last updated at Posted at 2024-01-17

アプリケーションのファイル形式

過去にapkobbのようなファイル形式が使われていたが2024年現在、Google Play Storeではaabしか受け付けないことになっている。

デフォルトではapk形式でビルドされるが、Player Settings > Android > Build App Bundle(Google Play)
にチェックを入れることでaab形式でビルドすることができる。

image.png

アプリケーションのサイズ

Google Play Storeではアプリケーションのサイズが150Mb以内である必要がある。

動画や画像などを使う場合はすぐに150Mbを超えてしまうが、AddressablesPlay Asset Deliveryという機能を使用することでこの制限を回避することができる。

Split Application Binary

Player Settings > Android > Publishing SettingsSplit Application Binaryにチェックを入れる。こうすることでabbファイルの中でbaseモジュールとasset packモジュールに分割されるようになる。このうちbaseモジュールは150MbであればGoogle Play Storeにアップロードすることができる。

Addressables

インストール

AddressablesWindow > Package ManagerUnity Registryから`インストールすることができる。

image.png

シーンごとインスペクタービューでAddressableにチェックを入れ、コードから後述のようにAssetReferenceを使うことで、そのシーン内で使用しているファイルをbaseから除外することができる。

ビルド時に出力されるaabファイルのサイズが実際は150Mbを超えているが、baseモジュールのサイズが150Mb以内であればGoogle Play Storeにアップロードすることができる。

image.png

使用例

シーンのロード

using UnityEngine.AddressableAssets;
using UnityEngine.ResourceManagement.AsyncOperations;
using UnityEngine.ResourceManagement.ResourceProviders;

public AssetReference scene; // ロードするシーンをインスペクタービューで設定する
private AsyncOperationHandle<SceneInstance> sceneLoadHandle;

void loadScene()
{
    sceneLoadHandle = scene.LoadSceneAsync(UnityEngine.SceneManagement.LoadSceneMode.Single, false);
}

Play Asset Delivery

リリース方式

内部テストクローズドテストオープンテスト製品版の4つのリリース方式がある。

今回のプロジェクトは規模が小さいため、まず内部テストで検証し確認後、製品版でリリースすることにした。

製品版へ移行する際には再度アップロードする必要はなく、リリースをプロモートという機能で内部テストから製品版へエスカレーションすることができる。

参考

いろいろ書きましたが、Play Asset Deliveryについて、こちらの記事により詳しく書いてありましたので、おすすめします。

Addressables × Play Asset Deliveryの調査メモ

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