#前提
AWS(ブログシステム構築)について学んだことを書いていきます。
#本題
#DBを用いたブログシステムの構築
NATゲートウェイ構築後、プライベートサブネットに配置されたDBサーバーに、各種ソフトウェアをインストールできるようになった。
MariaDBをインストールし、データベースを構成したり、WebサーバーにWordPressをインストールしたりし、ブログシステム構築を行う。
##内容
WebサーバーにWordPressをインストールし、ブログシステムを構築する。
ブログのデータはDBサーバー上のMariaDBに保存する。
1、DBサーバーの構成
DBサーバーにMariaDBをインストールし、WordPressからデータを保存できるようデータベースを作成。
2、WebサーバーにWordPressをインストール
3、WordPressを初期設定
※MySQLとMariaDB
WordPressで利用できるデータベースサーバーは、MySQLかMariaDB。
MariaDBはMySQLの開発者が枝分かれし開発し始めたオープンソースの互換データベース。
AmazonLinux2には、MySQLではなくMariaDBがパッケージとして含まれている。
##DBサーバーにMariaDBをインストール
まずは、DBサーバーにMariaDBをインストールし、データベースサーバーとして使えるように設定。
###MariaDBインストール
yumコマンドを使ってインストールする。
Webサーバーを踏み台にDBサーバーにログインした状態で下記のコマンドを入力。
$ sudo yum -y install mariaDB-server
NATゲートウェイを経由し、ダウンロードが始まりMariaDBがインストールできる。
###MariaDBの起動と初期設定
インストール後、MariaDBを起動する。
下記のコマンドを入力。
$ sudo systemctl start mariadb
次にMariaDBの管理者パスワードを設定。
管理者は「root」というユーザー。
次のようにmysqladminコマンドを実行すると管理者であるrootユーザーのパスワードを変更できる。
設定したパスワードは以降、rootユーザーで操作する際に尋ねられるため忘れないようにする。
※MariaDBのrootユーザーとLinuxシステムのrootユーザーは、異なるユーザー。
MariaDBは、Linuxシステムのユーザーアカウントではなく、独自のユーザーアカウントを用いる。
$ mysqladmin -u root password
###WordPress用のデータベースを作成
WordPressで利用するデータベースを作成。
下記のようにmysqlコマンドを実行し、rootユーザーでMariaDBに接続する。
この時、先に設定したパスワードが求められる。
$ mysql -u root -p
すると、ウェルカムメッセージが表示された後
MariaDB[none]>
のようにMariaDBのコマンドプロンプトが表示される。
ここでSQLを実行することで、データベースの各種操作ができる。
まずは、データベースを作成するため、下記のように入力。