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Django お問い合わせフォーム2

Last updated at Posted at 2020-04-24

前提

前回の続きです。

本題

Gmailでアプリパスワードの設定を行います。

二段階認証を設定します。

まずGmailアプリを開き左上にあるメニューバーをタップします。
下の方に設定とあるのでタップします。

Googleアカウントの管理をタップします。

セュリティの項目を選択し、
アカウントの保護や適切な設定を行った上で
二段階認証などの設定をしましょう。
※二段階認証設定後に、アプリパスワードの項目が現れます。

取得したパスワードは、アプリにだけ使うのでGoogleさんが仰ってるように
どこかに保管しておくなどの処置は取らなくてもいいと思います。
ですがDjangoの設定ファイルsettings.pyに記述するので
テキストエディタにコピーしておきましょう。

メール送信機能を追加する

Djangoのメール送信機能を追加していきます。

まずは設定ファイルのsettings.py
メールサーバーを使う為の記述をします。

GitHubでコードを投稿する際は、.gitignoreファイルなどで
除外するような施しを完全に行いましょう。

project/project/settings.py
STATIC_URL = '/static/'

# メールサーバー用
EMAIL_HOST = 'smtp.gmail.com'
EMAIL_HOST_USER = 'アドレス@gmail.com'
EMAIL_HOST_PASSWORD = '取得したアプリパスワード'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True

次にviews.pyにて、
お問い合わせフォームに書かれたメッセージを処理し
適切な応答をするように追記していきます。

project/contact/views.py

from django.shortcuts import render, redirect
from .forms import ContactForm
from django.http import HttpResponse # 追記
from django.conf import settings # 追記
from django.core.mail import BadHeaderError, send_mail # 追記

.........

def contact_form(request):
    if request.method == 'POST':
        form = ContactForm(request.POST)
        if form.is_valid():
            # 追記
            subject = form.cleaned_data['subject']
            message = form.cleaned_data['message']
            sender = form.cleaned_data['sender']
            myself = form.cleaned_data['myself']
            recipients = [settings.EMAIL_HOST_USER]
            if myself:
                recipients.append(sender)
            try:
                send_mail(subject, message, sender, recipients)
            except BadHeaderError:
                return HttpResponse('無効なヘッダーが見つかりました。')
            return redirect('contact:complete')
    else:
        form = ContactForm()
    return render(request, 'contact/contact_form.html', {'form': form})

.........

form.is_valid()で検証されたデータを整形して返すために
cleaned_data[]を使って変数に格納します。

recipentsは設定ファイルの
settings.pyで定義した自分のアドレスを渡しています。

send_mailでは、4つの引数が必須です。
自分のアドレス宛にsubject・message・senderを送ります。
※sender(送信者のアドレス)は自分のメール受信箱に表示されないので後に変更します。

BadHeaderErrorは、ヘッダインジェクションを防ぐ為の記述です。

if_myselfは、送信者がチェックボックスにチェックを入れたとき、
送信者のアドレス(sender)がrecipientsに追加され双方にメールが送られます。

双方に送られたメールの送信者は設定した自分のアドレスからとなります。

以上で一度、送信してみましょう。
送信完了へリダイレクトされれば成功です。

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