LoginSignup
3
8

More than 1 year has passed since last update.

【Git】git rmでファイルを削除してみよう(初心者向け)

Posted at

はじめに

今回は、git rmを使って、ファイルを削除してみましょう。
rmとは、removeの略です。

git rm

git rmを使うと、指定したファイルが完全に削除されるので、リポジトリだけではなく、ワークツリーからも削除されます。
つまり、ファイル(やディレクトリ)がもういらなくなったというときにgit rmを使います。

ターミナル
git rm <ファイル名>
git rm -r <ディレクトリ名>

ここで、git statusを実行して差分を確認してみると、指定したファイルがリポジトリから削除され、その削除された状態がステージ(インデックス)に記録されていることが分かります。

ターミナル
On branch master
Changes to be committed:
  (use "git restore --staged <file>..." to unstage)
        deleted:    <ファイル名>

git rm --cached

git rm --cachedを使うと、リポジトリからはファイルを削除しますが、ワークツリーにはファイルを残すことができます。
間違ってGit管理下にあげてしまったからGit管理対象からは外したいが、ファイルは残したいというような場合に使います。

ターミナル
git rm --cached <ファイル名>

ここで、再びgit statusを実行して差分を確認してみると、git rmと同様、リポジトリからはファイルが削除されており、Git管理下には同ファイルが存在しないのに、ワークツリーからは同ファイルを削除していないため、同ファイルがステージに追加していない未追跡ファイルとして認識されています。
つまり、リポジトリからは削除されているけれど、ワークツリーからは削除されていないということが分かりますね。

ターミナル
git status
On branch master
Changes to be committed:
  (use "git restore --staged <file>..." to unstage)
        deleted:    <ファイル名>

Untracked files:
  (use "git add <file>..." to include in what will be committed)
        <ファイル名>

おわりに

ファイルを削除するのってなんかちょっと怖いですよね。
でも、ちゃんとファイルを元に戻すコマンドもあるので、安心して削除しましょう。

3
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
8