はじめに
MySQLでテーブルを作成しカラムを追加していく際に、よく使う項目について見ていきます。
項目
Name
カラム名を入力します。
Type
カラムのデータ型を指定します。
・INT
:整数
・BIGINT
:整数(数字がかなり膨大になりそうなとき)
・BOOLEAN
:真偽値(1か0か)
・VARCHAR
:文字列(こっちを使うことが多い)
・TEXT
:文字列(検索ができる)
・DATETIME
:timezoneが加味されない
・TIMESTAMP
:timezoneが加味される
・ENUM
:選択肢をあらかじめ作成
Length/Values
長さ・桁を指定します。
ENUM
のリストはここに入力します。
Default
カラムの初期値を指定します。
created_at
の場合、CURRENT_TIMESTAMP
を選択します。
Collation
言語のフォーマットを指定します。
指定する場合は、utf8_unicode_520_ci
を指定することが多いです。
Attributes
属性を指定します。
・UNSIGNED
:マイナスの値を含まない
・on update CURRENT_TIMESTAMP
:更新したときにタイムスタンプが入る(updated_at
にはこれをつける)
Null(=Nullable)
チェックしなかったら必須項目になります。
index
・PRIMARY
このテーブルの中でレコードを特定するための1番重要なカラムにこれを設定します。1カラムにしかつけることができません。よく設定するのはID
で、このカラム内での重複は許されません。
・UNIQUE
動き自体はPRIMARYと似ていて、カラム内での重複が許されないものに設定します。PRIMARYと違うのは、グループでも指定できるという点で、複数のカラムをグループとしてUNIQUEを指定すると、その中のカラムが1つでも一致していなかったらデータを入れることができるが、全部一致していたらはじかれることになります。
・INDEX
これを指定したカラム用にメモリを割り当てることができ、検索のスピードが速くなるため、よく条件で使われるようなカラムに指定します。しかし、指定しすぎるとメモリに負荷がかかるため、注意が必要です。
・FULLTEXT
データ型でTEXT
をしていた場合に、これを指定することで検索ができるようになります。
AI(=Auto Increment)
数字を1個ずつ自動的に増やしてくれるので、IDによくつけます。
Insert時にエラーが発生するとそれも1とカウントされてしまうので、エラーを修正して再度Insertしても、IDが1つ飛ばされた状態で増えていくことになります。
Comments
このカラムに対するコメントを記述するところで、日本語でも書くことができます。
おわりに
save
をクリックすると、無事カラム作成完了です。