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未経験エンジニアが使うchatGPTの怖さ

Last updated at Posted at 2023-06-25

初めまして、yusukeです!

現在、ITベンチャー企業でWEBシステムの運用保守をしています。
私が働いている企業には多数の未経験エンジニアがいます。その中で、chatGPTの利用によって怖さを感じた出来事がありました。

chatGPTの回答を根拠にした結果、あるコマンドに誤りがあるという問題が発生しました。実際にはコマンド自体に誤りがあり、また、実行しなくてもよい内容でした。しかし、chatGPTが選択した回答は、コマンド自体に誤りがあることにのみ焦点を当てたものでした。私が「何が誤っているのか」と聞くと、chatGPTの回答画面が表示されました。この経験から、chatGPTの回答に対する不信感を抱くようになりました。

chatGPTは、私たちが前提とする事柄や意味を理解することができず、単に回答を提供するだけです。しかも、他の未経験エンジニアも同様の問題に遭遇しました。

  • chatGPTを相談相手として使用する場合、AIは私たちが前提とする状況を理解することができず、回答を提供するだけです。
  • 相談相手としては、AIは解釈する必要があります。

エンジニアの経験の有無によって、chatGPTの利用方法に違いがあります。

  • 経験豊富なエンジニアは、自分の設計や考えに基づいてchatGPTを使用します。
  • 一方、未経験エンジニアは、chatGPTの回答に基づいて作業を行う傾向があります。

未経験エンジニアがchatGPTを頼ることは、分野に関する知識不足が原因です。AIがあるからといって、知識不足ままでいいというわけではありません。必要な知識を身につける必要があります。

時間や納期に追われて、AIが回答してくれているそれが回答だというのではエンジニアではありません。エンジニアであれば、AIが書いていることを見分ける必要があります。未経験だと知らないことが多いのは事実です。一つ一つ勉強していくことで知識がつきます。

未経験エンジニアの正しいchatGPTの使い方は、ちゃんと回答結果を検索しにいくことです。回答が正解かどうかは判断が付くほどのスキルはないと思っています。自分も判断がつかない時もあります。その時はちゃんと検索します。何が正しくて、何を持って回答してくれたのか

AIは便利ですが、使う人がいいなりでは良くなりません。知識を身につけて使うことで、ベテランエンジニアと仕事することが可能になります。

chatGPTはこう言っています。

AIとしての私は、多くの場合において精度の高い情報とソースコードを提供できますが、絶対に100%正確とは限りません。私のアドバイスやソースコードは多数のデータから学習した結果であり、そのデータが完全に正確であるとは限らないからです。

また、私が提供する情報やソースコードは一般的なガイドラインやベストプラクティスに基づいていますが、特定の問題や状況に対して最適とは必ずしも言えません。各ソフトウェアプロジェクトやIT問題は独自の状況や制約を持つため、私の提案が常に適切であるとは限らないのです。

したがって、私の提供するソースコードやIT知識はあくまで参考の一つとして使用し、自分自身で正確さを確認し、状況に適した変更を加えることが重要です。

AIがあるからと言って自分の思考を止めていいわけではありません。あなたが聞いた答えは正確ですか?

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