バージョン
Ruby:3.1.4p223
Rails :7.0.8.1
手順
- 複数言語に対応させるため"rails-i18n"というGemを導入
- "ja.yml"ファイルを作成
- application.rb内に設定を記述
1.複数言語に対応させるため"rails-i18n"というGemを導入
rails-i18n は、Railsアプリケーションで国際化(i18n)をサポートするためのGemで。
国際化とは、アプリケーションのテキストやメッセージを複数の言語に対応させるためのプロセスのことで、このGemを使うことで、Railsアプリケーションで多言語サポートを実装するための便利な機能が提供されます。
gem 'rails-i18n'
2. "ja.yml"ファイルを作成
config➡locals➡配下に"ja.yml"を作成
".yml"はYAML(YAML Ain't Markup Language)形式のファイル拡張子。
"ja.yml"ファイルは、Railsアプリケーションで日本語のテキストやメッセージを管理するためのファイルで、アプリケーションの日本語化が容易になり、ユーザーにとってより使いやすいものになります。
ja:
date:
abbr_day_names:
- 日
- 月
- 火
- 水
- 木
- 金
- 土
abbr_month_names:
-
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
day_names:
- 日曜日
- 月曜日
- 火曜日
- 水曜日
- 木曜日
- 金曜日
- 土曜日
formats:
default: ! '%Y/%m/%d'
long: ! '%Y年%m月%d日(%a)'
short: ! '%m/%d'
month_names:
-
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
order:
- :year
- :month
- :day
datetime:
distance_in_words:
about_x_hours:
one: 約1時間
other: 約%{count}時間
about_x_months:
one: 約1ヶ月
other: 約%{count}ヶ月
about_x_years:
one: 約1年
other: 約%{count}年
almost_x_years:
one: 1年弱
other: ! '%{count}年弱'
half_a_minute: 30秒前後
less_than_x_minutes:
one: 1分以内
other: ! '%{count}分未満'
less_than_x_seconds:
one: 1秒以内
other: ! '%{count}秒未満'
over_x_years:
one: 1年以上
other: ! '%{count}年以上'
x_days:
one: 1日
other: ! '%{count}日'
x_minutes:
one: 1分
other: ! '%{count}分'
x_months:
one: 1ヶ月
other: ! '%{count}ヶ月'
x_seconds:
one: 1秒
other: ! '%{count}秒'
prompts:
day: 日
hour: 時
minute: 分
month: 月
second: 秒
year: 年
errors:
format: ! '%{attribute}%{message}'
messages:
accepted: を受諾してください。
blank: を入力してください
present: は入力しないでください。
confirmation: と%{attribute}の入力が一致しません。
empty: を入力してください。
equal_to: は%{count}にしてください。
even: は偶数にしてください。
exclusion: は予約されています。
greater_than: は%{count}より大きい値にしてください。
greater_than_or_equal_to: は%{count}以上の値にしてください。
inclusion: は選択肢にありません
invalid: は不正な値です
less_than: は%{count}より小さい値にしてください。
less_than_or_equal_to: は%{count}以下の値にしてください。
not_a_number: は数値で入力してください。
not_an_integer: は整数で入力してください。
odd: は奇数にしてください。
record_invalid: バリデーションに失敗しました。 %{errors}
restrict_dependent_destroy: ! '%{record}が存在しているので削除できません。'
taken: はすでに存在します。
too_long: は%{count}文字以内で入力してください。
too_short: は%{count}文字以上で入力してください。
wrong_length: は%{count}文字で入力してください。
other_than: "は%{count}以外の値にしてください。"
template:
body: 次の項目を確認してください。
header:
one: ! '%{model}にエラーが発生しました。'
other: ! '%{model}に%{count}個のエラーが発生しました。'
helpers:
select:
prompt: 選択してください。
submit:
create: 登録する
submit: 保存する
update: 更新する
number:
currency:
format:
delimiter: ! ','
format: ! '%n%u'
precision: 0
separator: .
significant: false
strip_insignificant_zeros: false
unit: 円
format:
delimiter: ! ','
precision: 3
separator: .
significant: false
strip_insignificant_zeros: false
human:
decimal_units:
format: ! '%n %u'
units:
billion: 十億
million: 百万
quadrillion: 千兆
thousand: 千
trillion: 兆
unit: ''
format:
delimiter: ''
precision: 3
significant: true
strip_insignificant_zeros: true
storage_units:
format: ! '%n%u'
units:
byte: バイト
gb: ギガバイト
kb: キロバイト
mb: メガバイト
tb: テラバイト
percentage:
format:
delimiter: ''
format: "%n%"
precision:
format:
delimiter: ''
support:
array:
last_word_connector: と
two_words_connector: と
words_connector: と
time:
am: 午前
formats:
default: ! '%Y/%m/%d %H:%M:%S'
long: ! '%Y年%m月%d日(%a) %H時%M分%S秒 %z'
short: ! '%y/%m/%d %H:%M'
pm: 午後
3. application.rb内に設定を記述
クラスを拡張するモジュール内に記述する
# アプリケーション内の日付と時刻は東京のローカル時間に基づいて処理
config.time_zone = 'Tokyo'
# Railsアプリケーションでのデフォルトのロケール(言語設定)を日本語(":ja")に設定
config.i18n.default_locale = :ja
# I18nライブラリに訳文の探索場所を指示する
config.i18n.load_path += Dir[Rails.root.join('config/locales/**/*.yml').to_s]