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【積読】驚き最小の原則

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予想通りのインターフェース

インターフェースは、それを使う人が想像するであろう形に設計します。
つまり、使う人の驚き(意外に思う気持ち)が最小になるように設計するということです。インターフェースの設計では、意味もなく新奇なことをしたり、過度に奇妙なことをしたりすることは避けるようにします。

学習コストが低くなる

最も簡単に使えるソフトウェアとは、ユーザーが新しく学ばなければならないことが最も少ないソフトウェアです。つまり、ユーザーが元々持っている知識に、最も効果的に接続できるソフトウェアのことです。ユーザーの思った通りに動作するソフトウェアは、すぐに使え、ストレスなく使えるので、永く使われるソフトウェアになります。

ユーザーの既知を活用する

予想通りに動作するようなインターフェースを設計するために、以下の点を気を付ける。

よく似たソフトウェアのインターフェースをモデルにする

ユーザーがよく使っていて、機能がよく似たソフトウェアのインターフェースを踏襲するようにする。例えば計算のソフトウェアを開発しているなら、電卓のように「+」はいつでも「加算」という意味にすべき。

想定ユーザーの特徴を理解する

ユーザーのタイプによって、驚きが小さいインターフェースが何かが異なる。

伝統に注意を払う 

プログラミングの世界には「お馴染み」の習慣がある。伝統が築かれたことには、学習を容易にするという理由があります。

「一見似ているが微妙に異なる」ということを避ける

馴染みのあるものは、既知のものという期待を高めるだけに、裏切られた時の失望が大きくなります。ほとんど同じものを作るくらいなら、全く異なるものを作った方が、ユーザーにとっては親切。


参考文献
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則

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