event.preventDefault();
はJavaScriptで使われるメソッドで、イベントのデフォルトの動作をキャンセルするために使用される。
これは特に、HTMLフォームの送信、リンクのクリック、キーボードやマウスイベントなど、ブラウザが特定のイベントに対して持つデフォルトの動作を防ぐ場合に役立つ。
例えば、HTMLフォームで「Submit」ボタンを押すと、デフォルトではブラウザはそのフォームデータをサーバーに送信しようとする。
しかし、JavaScriptでevent.preventDefault();を使うことで、この送信動作をキャンセルし、代わりにJavaScriptでカスタムの処理を行うことができる。
document.getElementById("myForm").addEventListener("submit", function(event){
event.preventDefault();
// ここにカスタムの処理を記述
});
上記のコードでは、IDがmyFormのフォームに対してsubmitイベントが発生したときに、デフォルトのフォーム送信動作をキャンセルし、代わりにカスタムの処理を行うようにしている。
これにより、フォームのデータを非同期的に処理するAjax呼び出しなど、さまざまなカスタム動作を実装することができる。