概要
三か月前にエンジニアになったばかりですが、この前新規のプロジェクトでバーチャルホストとやらを設定し、開発をスタートして、これは便利だなーと感じたので記録しておきます。
バーチャルホストとは?
その名の通り、仮想のホストのことですね。1つのサーバーで複数のドメインを運用できるみたい。
例えば、3つのプロジェクトを平行して開発しているとき、プロジェクトごとコードを書くたびにサーバーを切り替えるのはすごくめんどうだと。だからバーチャルホストを設定してプロジェクトaは「aaa.com」プロジェクトbは「bbb.com」プロジェクトcは「ccc.com」みたいにドメインを設定することができる。
手順
手順はざっくりとこんな感じ。
この手順に入る前にapacheは停止させてくださいね。
1.hostsファイルの編集
2.httpd-vhostsファイルの編集
3.envファイルの編集
1.hostsファイルの編集
hostsファイルの場所は下記。
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
ただ、hostsファイルはそのままでは編集できません。
なので、一旦デスクトップへ移しましょう。
その際に警告が出ますが、「続行」を押して問題ないです。
デスクトップで編集したら、元の場所へ戻す。
hostsファイルの一番下に以下を追加
aaaの部分は任意の文字で。
127.0.0.1 aaa.com
2.httpd-vhostsファイルの編集
ファイルの場所は下記。
C:\xampp\apache\conf\extra\httpd-vhosts
一番下に下記を追加。
htdocs配下に作業フォルダとかを作っている人はそのパス通りに。
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "C:/xampp/htdocs/aaa/public"
ServerName localhost
</VirtualHost>
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "C:/xampp/htdocs/aaa/public"
ServerName aaa.com
</VirtualHost>
3.envファイル編集
laravelにはプロジェクト直下に.envファイルというものがあるかと思います。
.env上部のAPP_URLとやらを手順1と2で設定したドメインを記述。
APP_NAME=aaa
APP_ENV=local
APP_KEY=それぞれ取得したkey
APP_DEBUG=true
APP_URL=aaa.com
これでapacheを立ち上げて、aaa.comをブラウザに入力すると表示されます。