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エンジニアへの質問の仕方

Last updated at Posted at 2022-01-25

自己紹介

現在都内の企業でWebエンジニアのインターン生としてお世話になっている大学2年生です!
インターンや個人開発で学んだことや苦労したことを記事にしています!
よろしくお願いします🙇🏻‍♂️

はじめに

現在インターンで自社開発のプロジェクトの開発を任されています。
インターンをする前、温泉施設でダラダラアルバイトしていた僕にとっては正直結構辛いです。
開発者も僕1人なのでなかなか開発もうまく進まず、先日終わるはずだった開発内容も終わりませんでした。
その趣旨を上司に報告したところ、「そのリカバリを考えてきて」と言われました。
なぜ開発が滞ってしまったのかを考えたときに「エンジニアへの質問の仕方」に問題があるのではないかと考えました。
その際に調べたこと、考えたこと、これからどうしていくのかをまとめました。

現在の自分

「詰まったけど、質問した時のあれ試した?これ試した?に備えなきゃ」と1~2時間くらい1人で格闘し、進捗が遅れている自覚がありつつも自分の中だけで焦ってしまっているという進め方をしてしまっているせいで開発進捗が遅れてしまっている。
1~2時間くらい考えてやっと質問しても自分の中でその質問の意図がまとまっておらず、その結果エンジニアは自分に何を教えていいのか、何をしてほしいのかが伝わらず、お時間を取らせてしまっている。
また、エンジニアに対して、同じ質問を何度もするのはタブーであるにも関わらず過去に一度質問したことをもう一度質問してしまったことがある。

質問のレベル

Five orders of Ignoranceというペーパーで、無知のレベルには5つのレベルがあるとされています。
0OI: 全部分かっている
「答え」を持っている。あとは書き写すだけで完成する。
1OI: 分からないことが分かっている
答えを得るための「質問」を持っている。
2OI: 分からないことが分からない
「質問」を持たない状態。決定的な答えを引き出すための「質問」ができない。
3OI: 分からないことが分からない状況何とかする術を知らない
2OI→1OI→0OIと進んでいくためのプロセスがない状態です。
4OI: 無知にレベルがあることを知らない

自分をこの中から定義するなら1OI寄りの20Iかなと思います。
下記のサイトに無知レベルごとの質問の仕方が詳しく書いてあります。

質問するタイミング

これは自分の中でルールを決めたいと思います。
Google人工知能チームの「15分ルール」というルールを20分に変えて採用します。

問題が起きた時は

【1】最初の15分は自分自身で解決を試みる
【2】15分後も解決していなかったら必ず人に聞く

前者を守らないと他人の時間を無駄にし、後者を守らないと自分の時間を無駄にする。

「自分でやるぞ」という変なプライドは捨てて質問します。

具体的にどう質問するか

①わからないこと、聞きたいこと、やってみたことをメモ帳などに書き出してみる

質問する前に、まず現在知っている情報を箇条書きで書き出してみる。
この時メモアプリを活用し、自宅でも見返せるようにする。

②上記で書き出したメモを参考に質問内容を書く

①で書いたメモを参考に実際に質問内容を書いていきます。
その時に気をつけたいことは以下の通りです。

・何を回答として得たいのかをよく確認し、質問のいちばん最初に「ほしい回答」を伝える
・「答え」ではなく「答えへのたどり着き方」を教えてもらうようにする
・5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)を意識して書く
・指示語(あれ、それなど)を使わない
・同じ質問は絶対にしない

③slackに質問内容とスクリーンショットを送り、確認してもらった後に直接聞きに行く

このようにすることで、質問したことが形となって残るので、相手が聞き損じる事も忘れる事もないですし、何よりも相手の時間を奪うことを減らせるというのが最大の利点です。
送付してから、直接相手に聞きいって自身の状況を伝えた場合のことを想定したら前回よりも遥かに早く、情報のやり取りを減らせるし、お互いのストレスを削減できる。

質問するのには勇気がいりますが、しっかり考えた上での質問なら歓迎してくれると思います!

質問後

①その場で理解しきることを心がける

同じ質問をしないためにも質問内容をその場で反復し、自分に理解しきれていない事がないかを確認する。

②質問したことや学んだこと、反省点などをQiitaでアウトプットする

最近記事を書き始めてみて思ったことは、人に伝わるように記事を書こうとするので再度調べたり考えたりしているうちに、知識の定着が進みやすいと思いました。
もし忘れてしまった際の備忘録にもなるのでメリットしかないですよね。

参考

終わりに

この記事が似たような境遇の人や、エンジニアの質問方法がわからないという人の役に立てれば幸いです!

ではいい一日を👍

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