GeoTiffは位置情報を埋め込んだ画像ファイル。GISツールで開くと地図上に任意の画像を重ね合わせることができる。gdal ツールを使って、任意の画像フォーマットからGeoTiffを生成してみる。
gdal_translate
任意の画像から GeoTiff フォーマット画像を生成するには gdal_translate を使う。
一番簡単に生成するオプションは以下の通り。
% gdal_translate -of "GTiff" -a_ullr [画像左上のX座標] [画像左上のY座標] [画像右下のX座標] [画像右下のY座標] [入力ファイル] [出力ファイル]
例えば、以下のページの画像をローカルに保存し、
ゴニョゴニョと gdal_translate にオプションを指定。
$ gdal_translate -of "GTiff" -a_ullr 15466969.20119360 5902003.38968361 16292581.57870004 5024790.2385830 dounai-map1.png output.tif
これで生成された output.tif ファイルを、QGISのラスタレイヤーに読み込んでみる。
背景に OpenStreetMap も指定。こんな地図が出来上がる。
GeoTiffに変換するのに選ぶ画像次第で、個性的な地図なども作ることができそうだ。