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Power Automate での月初日と月末日を取得する方法

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ごきげんよう、百合宮桜です。
今回はPower Automate における日付に扱い方について書いていきます。
月初は毎月1日と決まっているので簡単ですが、月末は30日の時もあれば、31日の時もある……
2月なんてうるう年かどうかで末尾が変わってくる!!と難しいことばかりですよね。
でも意外と手数少なく取得できます。

月初日の取得方法

これは簡単です。
月の1番初めの日は1日と決まっていて、他はありませんから。
タイムゾーンの変換アクションの書式設定文字列をカスタムすればOKです。
実務で使う場合は、スケジュールされたフローでトリガーすることも多いかと思いますが、今回は簡単のために手動トリガーを使用していきます。

  1. 入力の追加 で「日付」を選択します。

  2. 日付入力欄ができました。
    image.png

  3. 新しいステップ をクリックします。

  4. 日時 を検索、クリックします。
    image.png

  5. タイムゾーンの変換 をクリックします。
    image.png

  6. 基準時間 に 動的なコンテンツから トリガーの日付 を入れます。
    image.png

  7. 書式設定文字列 は カスタム値の入力 をクリックします。
    image.png

  8. 以下の式を入力します。

    yyyy/M/01
    

    image.png

  9. 変換元のタイムゾーンと変換先のタイムゾーンを画像のように設定します。
    image.png

これでトリガーで指定した日付の月初日が取れます。

テストで確認しよう。

実際にテストしてみてください。

  1. テストボタンをクリックします。
    image.png

  2. 手動 >テスト をクリックします。
    image.png

  3. トリガーで今日の日付を指定し、フローの実行をクリックします。
    image.png

  4. 完了 をクリックします。
    image.png

  5. 出力がトリガーで指定した月の1日になっています。
    image.png

月末日の取得方法

これは
①月初日を取得
②月初日の1か月後を計算
③その1か月後の日の1日前を取得する
という形で取得していきます。
つまり、先の月初日の取得方法のフローにアクションを追加する形で作ります。

image.png

この後↑にアクションを追加していきます。

  1. 日時コネクタの 時間への追加 をクリックします。
    image.png

  2. 基準時間に 動的なコンテンツから 先に取得した月初日 を入れます。
    image.png

  3. 間隔 を「1」、時間単位を「ヶ月」にします。
    image.png

  4. 日時コネクタから 時間からの減算 アクション を選択します。
    image.png

  5. 基準時間に 動的なコンテンツから 時間への追加 > 算出時間 を入れます。
    image.png

  6. 間隔 を「1」、時間単位を「日」にします。
    image.png

これで月末日が取得できます。

テストで確認しよう

先ほどと同じ日付を指定して、確認してみます。
image.png

トリガーで指定した月の末日が取得できました。
image.png

2月や8月で試してみればわかりますが、末日が何日でも関係なく、取得できます。
便利なのでぜひ覚えてください

関数でも同じことができるよ

私は初心者向けにノーコードで書きましたが、関数でカッコよく決めたいよね!派は、ヘイシャアりなえもんのポストをご参考にどうぞ!

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