本記事は ETロボコン Unofficial Advent Calendar の最終日の記事です。
まずは書いてくれた人ありがとう
今年はカレンダーの作成が遅れた上に、更に告知も遅れたこと、個別にお声がけもほとんどできていなかったことなどが積み重なってしまったので、どうなることかと思っていましたが、投稿いただいた方どうもありがとうございました。
待ち人来たる
「今年の活動中、過去のAdvent Calendarを読んで参考にさせて頂いたので、Team ASaGiもブロック並べの攻略を中心に、得られた知見やノウハウを公開したいと思います。」
Team ASaGiさんのエントリーの一文です。
超大作が突然アップされていて驚いたのですが、さらに上記一文に感涙でした。過去記事を投稿してくださった方は同じ気持ちだったのではないでしょうか。
今年もたくさんの有益な情報を書いてくださっているので、来年もこのようなチームが現れることを心待ちにしています。
そして、ETロボコンシミュレータについて書いてくださった@tsukamoto17さん、実は去年もお願いしたのですが、もうちょっと完成度を高めてからということで辞退されてしまいました。そして今年、見事に大作を作り上げて投稿してくれました。
あと、地区大会での活躍を拝見して、お声がけしたいけど連絡先知らないしなーと思っていたら、Twitterでお見かけして突然お声がけしてしまったにもかかわらず快諾いただいた @tiger_828 さんも試験で忙しかったところ、ありがとうございました。
デカタイヤ情報
CS大会に行けなかったチームにとって、@jtFuruhataさん自ら来年度のタイヤ情報を書いていただけたのはありがたかったことでしょう。
ちなみに、githubの方で公開されている走行体の「非公式」組立図も更新されてますね。
https://github.com/ETrobocon/etroboEV3/tree/master/BuildingInstructions
こちら READ ME にも書かれてるとおり、(かつてタッチセンサーの位置が逆だったこともあるように)正式な走行体とは組み方が多少異なる場合があるので、注意してください。
さらに、サンプルコードを作成されてる最速ダミーカー @pulmaster2さんのコード解説記事も、とても充実しています。
難所攻略法
偶然にもアドバンストの二大難所について書いてくれました!たとえ難所が大幅に変更になったとしても基本的な考え方はとても参考になるでしょう。
UMLの仕様
「UMLの仕様を読もう」という記事もありました。
UMLの仕様自体は、英語なら、仕様を作成されているOMGという団体のサイトから無料で閲覧できます。
http://www.omg.org/spec/UML
ちょっと古いですが、UML2.0,2.1なら日本語訳書も出版されていました。今は売ってなさそうですが、学生さんなら図書館に行けばあるかもしれませんね。英語はちょっと…という人はこちらを参考にしながら英語版を読むとよいかもしれません。
https://www.amazon.co.jp/UML2-0%E4%BB%95%E6%A7%98%E6%9B%B8-2-1%E5%AF%BE%E5%BF%9C-Object-Management-Group/dp/4274066630
ツール
実際につかっているツールの仕様もいくつか紹介されていましたね。今年はそこまで手が回らなかったチームの方も、来年に向けて今がチャンス!まずは小さいものから始めましょう。もし、うちだってすごいツール使ってたよ!というチームがあればぜひ紹介してください。1
記事を書いてくれたOBのブログ
今年は光センサーの話を中心に書いてくれたchihayafuruさんも言わずと知れたOBさんですね。すねいる ETロボコン日記は光センサー周りを中心に丁寧に書かれているし、EV3もキャッチアップしているので一読をおすすめします。
NoriyukiMizunoさんもETロボコン参加者向けに大作を書いてくださいました。ちなみに去年のAdvent Calendarにもいくつか書いてくれていますよ。
今年の記事にある「「業務系」の概念/クラスモデル」よく見ると、「こちらの図は不十分なものしかできてませんでした…」ってありますね。
一からモデルを書くのは難しいと思ってる人がいたら、このモデルを完成させてみてはどうでしょうか。
来年度に向けて今からがんばろう
今年は「オフシーズンに何をするといいか」のヒントをくれたエントリーがいくつかありましたね。
過去にも、2015年度のカレンダーのETロボコン2016で勝つためにという記事、発起人のy_uuuさんが書かれたものですが、こちらも「翌年度のためにシーズンオフに何をしたらいいか」が書かれています。今でも十分に通用する内容なので、こちらも参考にするとよいでしょう、
最後に
続けるうちに、このカレンダー独自ルールができてきました。そのうちの一つに「Advent Calendar本来の意味にこだわらず、空き枠がある限りいつでも書いて良い」というのがあります。年末進行で忙しかったけど冬休みなら時間とれそうという方、ぜひチャレンジしてみてください!
また、もしも枠がいっぱいになった後に記事を書かれた方がいたらお知らせいただけるとリンクさせていただきます。
今年書いていただいた記事がとても良かったので、来年もAdvent Calendarを続けたいと思いました。来年度、このカレンダーの記事が参考になったら、小さな気づきでも十分なので、今度は次の参加者のために記事を書いてみてください。
そして、このような素晴らしい企画をETロボコンに運んできてくれた@Y_uuuさんに改めてどうもありがとう!2