Firpleとは
プログラミング向けフォントとして人気の高い Fira Code に、可読性の高い IBM Plex Sans JP を合成したプログラミング向け日本語フォントです。
https://negset.com/Firple/
Windows Terminal への設定
- 「ターミナル」を開く
-
CTRL
+,
で設定画面を開く - 左下の「JSON ファイルを開く」を選択
- settings.json が開くので、
profiles
セクション内にあるlist
セクション内のお好きなシェルのプロファイルに、以下を追記して保存
"font":
{
"face": "Firple",
"features":
{
"calt": 0,
"cv33": 1,
"liga": 0,
"ss11": 1
},
"size": 12,
"weight": "normal"
},
例えば以下のようになります。
補足1: OpeyTypeのフォント機能指定について
欧文部分はFira Codeとなりますが、デフォルトではリガチャ(合字)で表示されるので、タイプしていると突然表記が変わって戸惑うかもしれません。これを緩和するには、フォント機能で liga
と calt
を無効にします。また、Firple の独自のフォント機能を有効にしたい場合は、それぞれ指定してあげます。
リガチャを個別に設定したい場合は、以下を参照してください。
https://github.com/tonsky/FiraCode/wiki/How-to-enable-stylistic-sets
補足2: GUIでの設定
外観の規定値でも、ある程度の設定が可能です。たとえば、すべてのプロファイルに適用する既定値で設定を反映することができます。
設定すると、 settings.json にも反映されるので、必要な設定値を追記すればよいでしょう。
VS Codeへの設定
-
CTRL
+SHIFT
+P
でコマンドパレットを開き、settings json
と入力すると「基本設定:ユーザー設定を開く(JSON)」という選択肢が出るので、そちらをクリック
2.以下を追記して保存
"editor.fontFamily": "Firple",
"editor.fontLigatures": "'liga' 0, 'calt' 0, 'cv33', 'ss11'",
例えば、以下のようになります。
フォント機能の設定値については、構文が少しトリッキーなので注意してください。
HTMLのコーディングをしている方であれば、リガチャ(合字)は無効にしておいた方が「無難な」表示かなと思います。
拡張子ごとの設定でフォント機能の指定値を変えるなど、必要に応じてカスタマイズすると、より好みの表示にできます。
"[go]": {
"editor.fontLigatures": "'liga' 1, 'calt' 1, 'cv33', 'ss11'",
}
現場からは以上です。