前置き
株式会社スカラパートナーズでは今年、「チームで積極的に技術的な知見をアウトプットする文化の醸成」や「日々の業務での知見の外部共有」「純粋にイベントを楽しむ」などを目的として「Qiita Advent Calendar 2023」に参加しました。夏に行われた「Qiita Engineer Festa」でも一部メンバーが記事を執筆して投稿したりしていましたが、今回はより多くのメンバーを募って参加しました。参加する中で「やってよかった」的な部分と「なかなか難しいな」という部分がさまざま出てきましたので、同じように技術系のアウトプットができる組織を目指している方々や、そういった活動に興味がある方に向けて、振り返り的な記事を書こうと感じた次第でございます。
さまざまな参加の形があるかと思いますが、今回うちでは初回ということもあり「全日程開けてやろう」という意気込みで臨みました。大体7人のメンバーで一人2,3記事~人によっては6記事担当したので、なかなか厳しい戦いだったと思います。また、良識の範囲で業務内で執筆することを許可していた形になります。
以下実際にメンバーにアンケートをとってみて、いただいた声です。
やってよかったこと
- アドカレがなければ書かなかったであろう記事をいくつか書けた
- 触った技術を振り返る良い機会になった
- まとめる記事にする、正しく理解できているかどうかを見直すことで力になっている実感があるのでアウトプットするのはいいことだと思った
- アドベントカレンダーの企画により、記事を書くモチベは普段よりは向上しそうだと感じた
- 記事を書くこと自体も楽しかったですし、それをメンバーが見て反応もらえるのはやりがいを感じた
- 強制参加ではなかったので、イヤな気持ちになる人は居なかったのではないか
- 複数人でやってると、もしものときに代理が立てやすくていい
- ブログを書く機会があったことで、挑戦する精神が芽生えて良かった
- これまでQiitaの記事を書いたことがなく、勝手にハードルが高いものだと思っていた。しかし実際に書いてみると案外書けるな、良いアウトプットの場だなと感じた
- 部署メンバーがジャンル問わず色々な記事を書いていたので、見るだけでも勉強になり良い取り組みだったなと感じた
元々アウトプットの習慣はなかったけれど、今回の企画参加を通してその意義みたいなところを感じてもられたのが、個人的にはとても嬉しかったですね。あと他のメンバーがどんな技術に興味を示して触っているのかを知れるのも面白かったです。
課題に感じたこと
- 書き始めるときはもう少し手の込んだ記事を書くつもりだったが、案件都合でかなり手を抜いた記事になってしまったところは悔やまれる。次回があれば1記事は渾身の記事を書けたらいいなと思っている。
- 担当回数が多かった方が負担になっていないかとか、業務外に書いている様子も見て取れたので、次やるにしてもやはり「無理のない範囲で」というのは周知が必要
- 平常業務に加えてqiita記事を書くことが大変だなと思った
- 月に複数投稿するというのは結構しんどかった
- 案件の忙しい時期と重なると大変だった
業務内で書くことが許されているとはいえ、やはり通常業務と並行して時間を見つけて取り組むのは、正直なかなか難しかったです。特に案件が忙しいタイミングと重なると、どうしても直前に駆け込みになったりしてしまいました。実際にもらった意見にもあったように「本当はもっとクオリティを上げて書きたいけど...」みたいなことは自分もかなり経験したので、自分の案件状況やキャパと相談して、楽しんで参加できる程度にとどめておくのがいいなと思いました。
次回に向けて
今はまだ参加人数が少ないので、全日程開けようとして大変になってしまいましたが、ゆくゆくは人数が増え、一人一人が100パーセントに近いぐらい満足のいくアウトプットができるような取り組みになったらいいなと考えています。くれぐれも無理は禁物、楽しむ心を忘れずにですね。今回参加してくださった方も、応援してくださった方も皆さんが快く協力してくれたおかげで、楽しいイベントになったと感じています。ありがとうございました。