・固定費
売上高とは関係なく発生する費用
・変動費
売上高に比例して発生する費用
・総費用
固定費+変動費
・利益
売上高-(固定費+変動費)
・損益分岐点売上高
利益と損失の分岐点にある売上高
売上高がこの点を上回れば利益が、下回れば損失が出ることになる
変動費率=変動費÷売上高
損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動比率)
例:売上高が400万円、利益が50万円、固定費が150万円であるとき、損益分岐点での売上高はいくらか
利益=売上高-(固定費+変動費)より
変動費=売上高-固定費-利益=400-150-50=200万円
変動費率=変動費÷売上高=200÷400=0.5
損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動比率)=150÷(1-0.5)=300万円
・棚卸資産の評価法
・先入先出法
先に仕入れた商品から先に払い出していくと仮定して、払出単価とする方式
・移動平均法
商品の仕入れの都度、在庫商品の平均単価を算出して、直前の在庫商品の平均単価を払出単価とする方式
例:在庫評価額を考える
日付 摘要 個数 単価 金額
4/1 前月繰越 40 10 400
4/8 仕入 60 14 840
4/16 出庫 50
先入先出法
4/16の出庫は、4/1の40個のうちの40個と、4/8の60個のうちの10個を払い出したとみなす
よって、在庫は4/8の60個のうちの50個なので、在庫評価額は、50個x14円=700円
また、売上原価は、40個x10円+10個x14円=540円
移動平均法
平均単価=(在庫残高+仕入金額)÷(在庫個数+仕入個数)=(40個x10円+60個x14円)÷(40+60)=12.4円
在庫評価額は、50個x12.4円=620円
・在庫管理
定量発注方式
在庫が基準を下回ったら一定量を発注する
発注量は一定だが、発注の間隔はまちまち
定期発注方式
一定の間隔で発注する
発注の間隔は一定だが、発注量はまちまち
・減価償却
資産の購入にかかった金額(所得価額)を、一定の方法に従って、利用した年度ごとに減価償却費として計上する会計処理
定額法
毎年同じ金額を計上する
定率法
毎年同じ割合の金額を計上する