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【OCI】SQL DeveloperでOracle Base Database Serviceに接続する方法

Last updated at Posted at 2024-02-17

はじめに

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のOracle Base Database Service (BaseDB)へ、SQL Developerを用いて接続する方法をご紹介していきます。

BaseDBにSQL Developerで接続する

■ 前提条件
OCI上でBaseDBを作成します。
以下のチュートリアルを参考に作成してみましょう。
今回はチュートリアルと同様にパブリックサブネットにBaseDBを作成しています。

1. データベースの接続設定の確認
SQL Developerを起動し、画面左上の緑の「+」ボタンをクリックして、データベースの接続先設定を追加します。
画像14.png

以下の内容を入力していきます。

  • Name : 任意の接続先名
    ⇒名前は自由に決めて大丈夫です
  • データベースのタイプ :データベースの種類
    ⇒「Oracle」を設定します
  • ユーザー名 : Oracleデータベースのユーザー名
    ⇒今回はSYSユーザーを使います
  • ロール:ユーザーが割り当てられているロール
    ⇒SYSユーザーなので、「SYSDBA」を今回は選択
  • パスワード : パスワード
    ⇒BaseDBを作成したときに設定したSYSのパスワードです
  • ホスト名 : データベースサーバーのホスト名またはIPアドレス
  • ポート : データベースのポート
    ⇒デフォルトでは1521になっています
  • サービス名 : データベースのSID

※ホスト名とサービス名の確認方法は後述致します。

image.png

2. ホスト名とサービス名の確認方法
ホスト名とサービス名を確認するためにOCIコンソールへアクセスします。
BaseDBの画面で、作成したデータベースをクリックします。
画像17.png

画面の下部までスクロールして、Resourcesの「データベース」タブを選択します。
作成してあるデータベース名をクリックします。
画像19.png

「DB接続」というボタンをクリックします。
image.png

接続文字列の簡易接続を表示させます。
1521というポート番号の後ろに書かれている文字列がSQL Developerの設定項目にあった「サービス名」になります。
image.png

※CDBへの接続ではなくPDBへの接続の場合は、画面下部のResourcesの「プラガブル・データベース」タブを選択し、接続したいPDBを選択します。その後、画面上部のPDB接続をクリックし、接続文字列の簡易接続を表示させます。1521というポート番号の後ろに書かれている文字列がPDBに接続したい場合の「サービス名」になります。
image.png

続いて、1つ前の画面に戻り、画面の下部までスクロールして、Resourcesの「ノード」タブを選択します。
そこで記されている、「パブリックIPアドレス」がSQL Developerの設定項目にあった「ホスト名」になります。
image.png

3. ホスト名とサービス名の確認方法
上記の手順を元に、項目を入力することができたら「テスト」のボタンをクリックします。
左側のステータスで「成功」と表示されれば、データベースの接続が可能です。
最後に接続をクリックすれば、データベースに接続することができSQLによる操作ができます。
image.png

おまけ

CDBに接続した場合は、以下のSQLを実行することでPDBのセッションに変更することができます。

alter session set container = <PDB> ;

おわりに

OCIで作成したBaseDBにSQL Developerで接続する際の方法を紹介しました。
特にホスト名やサービス名は、最初どこを確認すればいいか分からない部分だと思うので、そういった際に本記事がご参考になれば幸いです。

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