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AWSOME DAYから学ぶクラウドの基本② AWSとAzureのグローバルインフラストラクチャ構成の違い

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クラウド超初心者がAWSome Day Online Conference(2024/03/21)に参加をして、クラウドの基礎的な概念について学んだことをまとめる。
↓の続き。

クラウドの概念や基本的な部分を学びたいという思いからこのイベントに参加したが、自分のチームではAzureを使用しているため、本記事では新しく理解を深めたグローバルインフラストラクチャに関してAWSとAzureそれぞれの概念を比較しながらまとめる。

AWSとAzureのグローバルインフラストラクチャ

AWSとAzureそれぞれのグローバルインフラストラクチャの構成は基本的には同じだが、名称や構成が一部違う。

AWS

AWSのグローバルインフラストラクチャは、下の図のように
・リージョン
・AZ(アベイラビリティゾーン)
・データセンター
の3つで構成されている。

image.png
< AWSのグローバルインフラストラクチャ >

リージョン 地理的に離れた領域のこと。他のリージョンとは完全に分離されていて、3個以上のAZが集まって構成される。AWSでは世界全体に31のリージョンがある(2023年7月現在)。
AZ(アベイラビリティゾーン) リージョン内に存在するデータセンターの集まりのこと。1つ以上のデータセンターによって構成されていて、障害を分離する設計になっている。
データセンター 通常数千台の物理的なサーバーが収容されている場所。

Azure

Azureのグローバルインフラストラクチャは、下の図のように
・地域
・リージョン
・可用性ゾーン
・データセンター
の4つで構成されている。

image.png
< Azureのグローバルインフラストラクチャ >

地域 通常1つ以上のリージョンを含んでグループ化したもの。国や国をまたいだ地域を指すことが多い。
リージョン データセンター(可用性ゾーン)の集合。
可用性ゾーン リージョン内の一意の物理的な場所。 1 つ以上のデータセンターで構成されている。
データセンター 通常数千台の物理的なサーバーが収容されている場所。

AWSもAzureも複数のAZ/可用性ゾーンにサービスを展開して冗長性を持たせることを推奨している。
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