Javaにおけるbreakの概要をまとめます。
1. break文とは
break文は、実行されると繰り返し処理を終了して、次の処理へ移ってくれる便利なものです。
以下のように記載します。
break;
繰り返し処理であるfor文やwhile文の他、switch文でも使用できます。
2. breakの使い方
for文の中にif文を書き、ifの条件式がtrueのときに実行される処理としてbreak文を書くと、for文の条件式を全て実行せずに処理を終わらせることができます。
int num = 10;
for (int i = 0; i < 10; i++){
num -= 3;
if (num < 0){
break;
}
}
上記コードのfor文は10回繰り返す条件式になっていますが、if文の条件式とbreak文によって、実行回数が10回に満たなくとも、numが0より小さくなった場合に処理が終わり、次の処理へ移行するようになっています。