どうも夢ノ島です。
さて皆さん。Powerpointファイルの資料を社外に送付するときに、PDF化したりするときってありますよね。
今日はちょっと送らないといけない資料があるので、今から早速やってみようと思います。
じゃあ送信する前に一応中身の確認でもしておきますか。
PDFを開いて・・・ん?
「夢ノ島のドキドキ★アドベンチャーNight」
な、なんじゃこりゃー!
そ、そんな文言ファイル名には全然入ってないはず・・・はっ!
タイトルに入ってるやん・・・!
※Powerpointにはファイル名とは別にタイトルが設定されています。空白の場合はファイル名がそのままタイトル名になりますが、ファイルをコピーして使った場合、元のファイルのタイトルがそのまま残ります。
これはまずい。
今回は気付けたからよかったけど、今後資料を作るときに都度削除するやり方だと漏れかねない・・・
そこで、今回はファイルリストにあるすべてのPowerpointファイルのタイトル含むプロパティ情報を削除するワークフローを作成してみました。
Powerpointプロパティ情報削除ワークフロー
まずは指定フォルダ配下にあるファイルパスをすべて取得して、データテーブルにします。
Directory.GetFiles(入力フォルダ, "*", System.IO.SearchOption.AllDirectories)
取得したらフィルタしやすいように拡張子も付与して、Excelに出力したりします。
(全体の流れはこんな感じ)
ファイルパスから拡張子を抜き出すのはこれでやってます
Path.GetExtension(CurrentRow("ファイルパス").Tostring)
これでファイルパスと拡張子のリストができたので、フィルターして処理対象を絞ります。
今回は「.pptx」「.pptm」の拡張子に絞ってますが、お好みで「フィルターを設定」から増やせます
肝心なPowerpointプロパティ情報の削除ですが、ポチポチGUIで編集でもいいんですが、今回はExcelマクロ実行で処理できるようにしてみました。
※参照からMicrosoft Powerpoint Object Libraryのチェックが必要です
あとは繰り返しで実行していきます。
ワークフローを実行して…できました。
ちゃんとファイル名が出ているのがわかります。
プロパティもキレイに。
PowerpointをPDF化する際は、こういったひと手間をかけてトラブルを避けていきたいですよね。