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Powerpointのプロパティ情報消したいんや

Last updated at Posted at 2022-12-23

どうも夢ノ島です。
さて皆さん。Powerpointファイルの資料を社外に送付するときに、PDF化したりするときってありますよね。
今日はちょっと送らないといけない資料があるので、今から早速やってみようと思います。

拡張子をPDFにしてっと。
image.png

じゃあ送信する前に一応中身の確認でもしておきますか。
PDFを開いて・・・ん?

image.png

image.png

image.png

「夢ノ島のドキドキ★アドベンチャーNight」

な、なんじゃこりゃー!
そ、そんな文言ファイル名には全然入ってないはず・・・はっ!
image.png

タイトルに入ってるやん・・・!
※Powerpointにはファイル名とは別にタイトルが設定されています。空白の場合はファイル名がそのままタイトル名になりますが、ファイルをコピーして使った場合、元のファイルのタイトルがそのまま残ります。

↓Powerpointファイルをプロパティから見たとき
image.png

これはまずい。
今回は気付けたからよかったけど、今後資料を作るときに都度削除するやり方だと漏れかねない・・・

そこで、今回はファイルリストにあるすべてのPowerpointファイルのタイトル含むプロパティ情報を削除するワークフローを作成してみました。

Powerpointプロパティ情報削除ワークフロー

まずは指定フォルダ配下にあるファイルパスをすべて取得して、データテーブルにします。

Directory.GetFiles(入力フォルダ, "*", System.IO.SearchOption.AllDirectories)

取得したらフィルタしやすいように拡張子も付与して、Excelに出力したりします。
(全体の流れはこんな感じ)

image.png

ファイルパスから拡張子を抜き出すのはこれでやってます
Path.GetExtension(CurrentRow("ファイルパス").Tostring)

これでファイルパスと拡張子のリストができたので、フィルターして処理対象を絞ります。
今回は「.pptx」「.pptm」の拡張子に絞ってますが、お好みで「フィルターを設定」から増やせます

image.png

肝心なPowerpointプロパティ情報の削除ですが、ポチポチGUIで編集でもいいんですが、今回はExcelマクロ実行で処理できるようにしてみました。
image.png
image.png
※参照からMicrosoft Powerpoint Object Libraryのチェックが必要です

あとはこれにファイルパスを引数として渡す形でマクロ実行
image.png

あとは繰り返しで実行していきます。

ワークフローを実行して…できました。

あとはもう一度PDF化すると、
image.png

ちゃんとファイル名が出ているのがわかります。
image.png
プロパティもキレイに。

PowerpointをPDF化する際は、こういったひと手間をかけてトラブルを避けていきたいですよね。

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