オンライン会議時、参加者の反応が分かりづらいという問題に対して
カメラをオンにしてもらうという対策をとられることがありますが、
個人的にはリアクション機能の利用がもっと普及してほしいと思います。
リアクション機能を使いたい理由
- カメラはオンにしたくない場合も多い
- CPU/メモリ/帯域などの都合
- 特にエンジニアの場合、裏でビルドやテスト、VMなどを起動していることも多い
- 寝癖や化粧などの都合
- Zoom標準のアバター機能もあるが、瞬き・口の動き・頭の向きしか取れないので厳しい
- CPU/メモリ/帯域などの都合
- 画面共有を行っている場合、そもそも参加者はあまり見えない
- 一列で数名しか表示されず、参加者がそれ以上の場合は見切れる
- ディスプレイ1枚の場合はスペースの都合で参加者を非表示にすることも多い - プレゼンかつ発表者の場合、発表者ツールで更に画面スペースが削られる
- 一列で数名しか表示されず、参加者がそれ以上の場合は見切れる
もちろんカメラをオンにして表情や仕草で伝えることは有効ですし、
リアクション機能では伝えられない微妙な意図も伝えることができますが、
画面共有をしていることが多かったり、大勢の参加者がいたりする場合などは
そもそも伝わらない可能性が高くなりますので併用していくのがいいと思います。
チャット機能という選択肢もあるにはある
勉強会などでは発表後にチャット機能を使っての拍手などを促される場合もありますが、
個人的にはチャット欄に88888などと書くのは少し馬鹿らしく感じたり、他の意味のある発言を流してしまうので苦手です。
発表者にとって反応は大事だと思っているので他の手段がなければやるのですが、
リアクション機能が用意されていればそちらのほうが気軽に反応を返すことができます。
ジェスチャー機能
Zoomにはジェスチャー機能が搭載されており、カメラオンの状態で挙手あるいはサムズアップをすると、そのジェスチャーに応じたリアクション機能が実行されます。
まだ有効活用できたことはないのですが、今後機能が進化して、頷く・首をかしげるといったものも検知してリアクション機能と連携するようなことが可能になれば、2番の表示が見切れる問題については緩和していくかもしれません。
(嫌がってオフにされることも多そうですが)
まとめ
・司会/発表者は反応がないと不安になるので、参加者は意識して反応を返すようにしよう
・反応を返す上ではリアクション機能が確実。他と併用するとなお良い
TODO
現状とリアクション機能利用推進後に2回アンケートを取って、
聞き手の反応がみえにくいという不満が減少するかどうかを定量的に追いかけたいです。